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花いかだ

こんにちは

最近PayPayのチャージができず、通帳を見ると三桁しかなかった久保です。

気が付いたら生活困窮民になり果てていましたが、日々の飲み物一本が生命につながっているようで生きていることを実感できます。ぜひ、バイトのモチベーションが見いだせない人は残高を空っぽにしてみてください。おすすめです。

 

「花いかだ」

 

小流れの 岸辺で休む 花いかだ

 

これは僕が小学3年生の時に町内の俳句大会で詠んだ俳句です。

ちなみに僕のオリジナルではなく、小学校に俳句を教えにきたおじいちゃん先生がボソッとつぶやいた言葉をそのまま提出しました。どうしようもない小僧ですね。

それだけでは収まらず、小学校を卒業するまでの4年間、毎年同じ俳句を提出し続けました。ちなみに一度も受賞できなかったので、そんなに良い句ではなかったのでしょう。

 

僕がここでしたい話は物事のとらえ方についてです。

 

小学3年生の時は言葉そのままの意味でしかとらえていなかった気がします。

学校の近くを流れる小川で、桜のはなびらが小さな岸辺に引っかかっている様子を、休むという言葉を使って、まるで生物のようにとらえているのが面白いなと。

 

しかし、小学校6年生くらいの時には人生にたとえた俳句ではないかと感じていました。花びらを人生と捉え、長い人生の中、すこしだけ歩みを止めて休んでも良いと解釈できるなと。おじいちゃん先生は長い人生を振り返りながら、そう呟いたのではないだろうかと。

 

では、21歳、大学3年生の僕はどう捉えるでしょうか。

小流れがあれば大きい流れがあります。いずれ大きな川にたどり着くのでしょう。

今は岸辺で休んでいるけど、雨が降ったりして水かさが上がるとすぐに流されていくでしょう。

この花びらはどこにあった桜の木から落ちてきて、いったいどこまで行くのでしょうか。

今はいくつかの花びらでまとまっているけれど、なにかのはずみでバラバラになっていくのでしょう。

 

これらを踏まえて人生と見たときに大きな解釈は変わっていませんが、解像度は上がったような気がします。

 

このように同じ物事一つに対しても経験や知識を積めば違う視点でとらえることができます。

 

なんでもかんでも部活に繋げるのは、こじつけのような気がして個人的に好きではないですが、部活でもそうだと思います。

下級生のときの悩みは、上級生になると意外と大したことがないように思えたり、対策を知っていたり、違う視点から見えたりします。

もし、なにか悩んでいたり、解決方法が分からないというときは同期や先輩に頼ってみてもいいのではないでしょうか。

僕もできる限り相談に乗るので、悩みがあったら打ち明けてみてください。残高は3桁しかありませんが、なにか対策が見つかるかもしれません。

 

本題とはずれますが、写真は実家の前の様子です。広島の最北に位置するのですが、すっかり雪が積もっているようです。経験を増やして視野を広げるという名目で(お金がないだけ)原付で帰ろうかと思っていましたが、どうやら無理そうですね。諦めてバイトしようと思います。

失礼いたします。