無償の愛

「無償の愛」

 

こんにちは!

マネージャーリーダーの西森野乃花です!

 

 私は法学部なのですが、テストの開始が他学部よりも早く、昨日で全てのテストが終わり、みんなよりも一足早く春休みを迎えました。ここ最近はずっと寝不足だったのでたくさんリフレッシュしたいと思います。

 

 さて、最近ふと疑問に思った事があります。それはどうしてヨット部が応援されているのかです。OBの先輩方からはいつも多大なご支援・ご声援を頂いておりますが、今回は保護者の方からの応援についてフォーカスしたいと思います。

 

 大会がある度に部員の保護者の方が応援に来てくださります。また、ありがたいことにその度にたくさんの差し入れや寄付をして頂きます。自分の子供の活動を応援したり、金銭面の援助をしたりするのは分かるのですが、その子供の所属している部自体を応援してくださるのがとても不思議です。また、大会だけでなく、日頃からブログを読んでもらえたり、部活のイベントに出席したもらえたり、ヨット部グッズを買ってくれたり、これ以外にもきっと私の知らない部分で沢山支えてもらっています。ヨットという競技自体知らない、ルールもわからない、見たこともない、そんな状態でも応援していただける、正しく無償の愛を受けられる九大ヨット部は本当に幸せだなと思います。私には子供がいませんので保護者の方々がどういう気持ちでヨット部を見守って下さっているのか真に知ることはできません。きっと30年後くらいに答えがわかるはずです。

 

 そんな無償の愛を提供してくださる保護者の方々にどうやって恩返しをしよう。私の中でたどり着いた結論は、部員が何よりも楽しく健やかに過ごすことです。もちろん、結果を出すことも大事だと思いますし、そのために私たちは日々辛い練習を乗り越えています。ですが、ヨット競技を詳しく知る人が少ない中でなら、自分の子供の部活人生が充実していて、何より楽しめていればそれで親は喜んでくれるのではないか、と思っています。部員が楽しんでいる様子をお届けする方法は難しいですが、その一つがブログだったり、ヨット部便りだったりすると思います。また、部員たちが部活を楽しめるように努めるのもまた幹部の仕事だと思います。ここでいう「楽しむ」とは、勿論enjoyの意味も含みますが、それ以外にも結果を出して感じる競技に対する楽しさ、困難な壁を乗り越えていくゲームのような楽しさ、同期と過ごすかけがえのない時間に感じる楽しさなど何通りもの「楽しみ方」があると思います。その「楽しい」という感情を抱いたポジティブな状態で部活に取り組んでもらえるように、それくらい魅力的な部活にできるように、工夫をして守っていくのが私たち幹部の務めだと思います。

 

 大学生の尊い4年間を捧げるのに相応しい部活を作る。そして、それを常に支えて下さっている全ての人々への感謝を忘れないように。常に応援したいと思ってもらえるような部活作りを続けたいと思います。きっと返しても返しきれない愛を沢山注いでくださる保護者の方々にヨット部の「楽しさ」をより多く感じてもらえれば嬉しいです。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました。失礼致します。