第2ターム反省 スナイプリーダー

副将・主務、スナイプリーダーの橋元隆です。


今日は第2ターム最終日でした。

午前の微風コンディションから午後の強風コンディションまで、風向も振れ回るという様々なコンディションの中で練習することができた1日で、ターム最終日として3日間の反省点を自分のものにできたかどうかがよくわかった練習になったと思います。


というのも、第2タームの練習では基本的には良い風が吹いてくれていましたが、その中で風向・風速の変化が激しい場面もかなりあり、この変化に気付けない、対応できないという課題を多くの艇が抱えていたように思われます。

ちょっとした風の変化にも敏感に反応できる感覚をもてるよう普段から意識することは、ヨットに乗る上で非常に大切なことですが、まだまだそうした意識が足りません。

この3日間で少しずつ掴めてきたという部分も各々ではあると思いますが、今日のような春先の不安定な風の中で練習することで、その意識や感覚をさらにさらに研ぎすませていければと思います。



そして特にスナイプチームは、セールの破損や艇体の故障が多く、フルメンバーで練習することができないということが問題となりました。練習以前に、自艇の危機管理はしっかりしなければ、自分が練習できないだけでなく全体にも影響を与えるということを自覚しなければなりません。

技術的な点についても、ハイクアウトコンディションでの頑張りが足りないということが指摘されています。風の変化の激しいコンディションにおいて、一つ一つのブローで確実にスピードアップしようという貪欲さが全く出せておらず、それが行動につながっていないのが現状です。まずは何より先にハイクアウトができるよう体力的にも意識的にも、トレーニングをしていかなければならないと実感しました。



また、前タームからすると体調不良者が多かったように思います。スポーツ選手として、自らの体調は常に良い状態を維持するべきですが、特に今日は海上で霰が降るほど気温が低かったので、明日のオフを使って回復し、次のタームで全員が元気に練習できるように努めたいと思います。



とはいえまだ第2タームで、練習は始まったばかりです。今は出来なかったことの反省点が多く挙がってきており、それももちろん重要ですが、逆に今回出来たことや良かったことがどんなことなのかよく思い返して、それが次回もう一度出来たかどうかといった反省も大きな発展につながります。そうした良いイメージもさらに大切にし、新しい課題を見つける挑戦として次の練習に取り組んでいけたらと思います。


第3タームでは、オフ明けの身体のなまりもそろそろなくなり、さらに集中できることと思います。

万全の状態で練習に臨み、頑張っていきましょう。