新幹部挨拶

 お世話になっております。今年度の会計・渉外部長を務めます、スナイプスキッパーの冨田大貴です。

  

 去年よりクルーからスキッパーへと転換し、一年間スナイプスキッパーとしてセーリングを磨いてきました。しかし決して結果は満足のいくものではなく結局去年は全日本に一度も出ることはおろか、ビブスを着ることすらなく終わってしまいました。今年はまず何よりも自分がスナイプスキッパーとして部の最前線で戦うことが目標であると同時にそれが責務だと感じております。

入部してから3年間、本当に多くの先輩方に可愛がっていただき、お世話してきていただきました。入部当初は後光が差しているように感じた幹部の先輩方に今自分がなったということは他の同期も書いていることですが本当に驚きです。しかし11月の江ノ島での全日本インカレが終わって以来すでに多くの物事を同期や後輩とも協力して乗り越えてきましたし、これまでと同様、絶対にこの1年間を皆が満足いくような良い1年間にしようと強く決意しています。

 

 さらに内部改革の結果、本年度からは部内に幾つかの部署が設けられ、各部員がそこに分配され効率的に部の組織運営が行えるようになりました。その中でも私は会計・渉外部という今までの役職でいう帆友会、学校交渉、広報、会計、エッセンなど部に直接的な影響を与えるような重要な役職の多くを吸収した一大部署の部長としてこのヨット部の組織運営に関わることになりました。部員の増加と共に部の予算は膨れ上がっていますし、艇庫移転や大岳艇庫の取り壊しの見届けなど多くの課題が山積しています。これらの課題に一つ一つ部署内で一致団結して解決にあたっていきたいと思います。

 

4回生として最後のインカレに臨むにあたって、誇り高いあの紫のビブスを着て他の強豪校の前を走る。これこそが僕の目指す幹部像です。3回のインカレを最初は陸で、次はスナイプに乗って海上で、その次はサポートとしてラバーボートの上で経験しました。どれも部員としての自分にやりがいを与えてくれる経験でした。しかし最高学年になった今、自分のやりがいだけではなく後輩たちにも夢とエネルギーを与えられるような先輩でなくてはなりません。まずはスナイプのスキッパーとして、そして次に会計・渉外部長という立場として、この1年間を全力で駆け抜けていきたいと思います。

 

以上簡単ですが、決意表明と合わせまして新幹部就任の挨拶とさせていただきます。どうぞまた今年一年間よろしくお願いします。