学生の本分

みなさん、こんばんは。
4年470リーダーの桑岡です。
最近は空気がかすんでいる日が多いですね。
明日は、そんなかすんだ空に雨雲まで広がるようです。
ゴールデンウィークにはからっと晴れて心地よい風が吹いてくれるといいのですが・・・。
練習と新歓に追われる週末とはガラッと変わり、平日は大学の講義に追われます。
正直なところ、勉強熱心とは言えない僕にとって、数学や物理はなかなかとっつきにくい学問です。
しかし、今日はそんな僕の興味を引く講義がありました。
週に一度の実験です。本日の実験内容は実に簡単です。
川のように流れるプールに船の模型を入れて、流水による抵抗がいかほどかを計測するというものです。
徐々に流れを速くして抵抗値を計測しました。
結果はもちろん、流れが速いほど抵抗は大きくなります。
当たり前ですね。
しかし、今日の発見はこれだけではありません。
実は、スピードが速くなるにつれてバウが沈んでしまうのです。
これは知りませんでした。
その理屈はやや難しい話になるので割愛いたします。
ヨットの世界ではスピードがついたら乗艇位置を後ろにしろと言いますが、
おそらく科学的にも正しいのでしょう。
左右のバランス、前後のバランス、ヨットならば水面下の力とセールに働く力のバランス、様々なものの兼ね合いがあって船のスピードが決まっているようです。
繊細で複雑です。うん、やっぱり実験も難しい・・・・。
夕方に小一時間ほど470に乗りました。
確かにスピードがついたらバウが沈んでいるような・・・。
いや、ただの思い込みかな?それともクルーの体重が重いだけでしょうか。
これをスピード感で察知できるようになったころには、僕のヨット感覚も研ぎ澄まされたものになっていることでしょう。
まだまだ鍛錬が足りませんが・・・。
平日は学業を修めつつ、最後の新歓、西日本インカレの準備に取り組みたいと思います。
今晩はこのあたりで終わります。さようなら。