一長一短

みなさんこんにちは!

主将の高山です。


最近はほんとに暑いですね。

ラッシュ一枚でも海に出れるのは本当にありがたいことです。


ただ紫外線は本当に危険。

日焼け止めを塗らずに出てたら顔の皮が剥けてきてしまいました…。

あわてて日焼け止めを買ったのですがもう手遅れなのでしょうか?

手遅れではないことを信じています…




さて最近も非常に忙しい日々が続いております。

部活はもちろんのことながら、就活とゼミまですごく忙しい。


部活の話としては、最近痛感していることは大きな組織でのホウレンソウの重要性ですね。


今月から1年生が部活に参加し、九大ヨット部の人数は約70人となりました!

これまでの練習と違い全員が同時に海に出て練習するわけではなく、ハーバー内で練習をする1年選手や、まだ仕事がわかっていない1マネのことまで考えながら運営をするのが非常に難しい…。


やはりこの全員が同じ動きをするわけではない状態で大切になってくるのがホウレンソウの徹底です。

自分が何の目的でその行動をしているのか報告、またなにかトラブルが起こったときにどうすればいいのか相談することは非常に組織運営の中で重要だと思います。


文章で書くと「そんなの当たり前だろ!」と思うかもしれないのですが、ほんとに大切なんですよ。

いやほんとに(笑)。




久しぶりにゼミの話をしましょう。

毎週月曜4,5限は僕の唯一の登校日で、日本経済史のゼミがあります。


昨日のゼミの論点は「明治日本の企業勃興期における名望家の影響」というものでした。

いきなり“企業勃興”とか“名望家”とか言われても分からないですよね(笑)


簡単に説明すると、今の日本では当たり前に企業がたくさんあってそれぞれの仕事(銀行や鉄道など)を普通に運営しているのが日常なのですが、もちろんそんな当たり前にも始まりがあって、それが1870年代から80年代の明治維新から日清戦争前の時期。

それが企業勃興期というわけです。


もともとは明治政府が計画して各事業を展開しようと考えたのですが、当時の明治政府はお金がないために、各地域のお金持ちに事業を委任します。


皆さんもうわかりますよね。

そう、そのお金持ちこそが名望家なのです。


名望家いいやつじゃん!と思うかもしれないのですが、そんなにいいことばかりで話が終わるわけではありません。

それから事業を拡大し、権力をさらにつけた名望家が次は各業界の経営や、政治にまで顔を突っ込むようになるからタチが悪いわけです。




でもまあ全部が全部悪いとも言えないのですけどね…。

とにかくその名望家の一長一短について昨日は議論がありました。


僕が名望家の役割として非常に意義があったと思うことは、資金援助の点以上に、それまで何もなかった事業を、長期的な視点で日本を見て、リスクを背負いながらも立ち上げたということです。


なんというリーダーシップ。

ぼくも長期的な視野でヨット部を考え、行動できる人間にならないといけません。


もし彼らがいなかったら、日本に今当たり前にある企業はなかったかもしれません。

でもなかったら今こんなに就活で苦しまなくてもよかったかもしれないですね。

一概にやはり名望家がいいやつとは言えなさそうです。




就活については今が佳境とだけ言っておきましょう。

次にブログを書くころには僕の就職先も決まってる、はずです!


それではみなさんまた会いましょう。

ごきげんよう!




【全日本インカレまで154日!!!】