引退挨拶 高橋

こんにちは4年スナイプの髙橋です。


この最後の引退ブログ、

ついにやってきましたね・・・


尊敬する冨田先輩の如く、自伝をば、少し書きたいと思います。




そう、髙橋将至、スナイプクルー。


1年生として入部するや、早くもレギュラー戦力としてレースに参戦。

だがしかし、夏の学内新人戦では経験者メンバーで最下位。

舵を取ることに不安を感じる。


シーズン前半はのちのスナイプリーダー橋元さんとチームを組み、個人戦予選も敗退し苦しいレガッタを多々経験する。

シーズン後半は当時の主将谷川さんとチームを組み、九州スナイプで堂々の入賞、全日本スナイプへの切符を掴む。


そして迎えた全日本小戸インカレ、悪天候シリーズで迎えた最終レース、谷川さんと21位でフィニッシュ。


極寒の全日本スナイプ七尾ではこれまた悪天候の為、レガッタ不成立。

2レース目、個人的にリコールを覚悟した抜群のスタートで16位。

だが、当時の谷川さんは絶対リコールしていない自信があった。




2年の冬からスキッパーをはじめるも、成績振るわず、レギュラー落ち。

28116と29953の整備に勤む。


江ノ島インカレでは陸待ちに陸待ちを重ね、堤防から速報を片手に観戦。

航輝さんの引退挨拶に涙を呑む。




3年の冬、達矢をクルーに特訓を受け、ロングの概念やテルテールの合わせ方などを学ぶ。


エッセン札内かと思いきや、エッセン髙橋に。。。。


シーズンインすると大貴さんとチームを結成。

全日本個人戦をはじめのターゲットに練習を積み、本番では成績20位。


海でも陸でもお世話になった大貴さん。

軽風でかなり苦しい展開の中でもいつもポジティブな姿勢で一緒に戦ってくださった。

スタートが苦手でレース前半でビハインドを抱えるが「カミカゼは右から」を合言葉に大貴さんの挽回コースに頼る。




そして怒涛の配艇チェンジ

同期の加﨑と蒲郡インカレを戦う。


初日と3日目レース中に見た、あの景色は脳裏に焼き付いている。


スナイプクラス小計21点のレースにチームの力を強く感じる。


生ちゃんの30位前後のはしりをするもメダルを逃し、4位入賞。

スタートが悪いレースで大きく崩しチームの足を引っ張った為、次の全日本インカレまでにスタートの強化を決意。




4年は渉外会計部長として大貴さんの後を継ぐ。


選手として、なかなか思うように結果を出せず、福井インカレでは乗り換えメンバーで挑む。


9月から10月の練習でスタートハンドリングの成長を確信する。


4年間の答え合わせで迎えた最終日最終レース、出陣のチャンスが巡ってくる。

練習通りのスタートでバウを出し、17位でフィニッシュ。

3艇合計24点とチームが活気づく。


自艇にかけられた審問は却下され、何とか総合とスナイプクラス入賞を果たす。。。。



-Fin.-



といった感じで書かせていただきました。


この4年間、ヨット部の一員として「全日本インカレ総合優勝」へ挑戦できたことは、改めて素晴らしいことだったと感じます。


ヨット部で出会った仲間のおかげで、自分の弱さに気づき克服し、高い向上心を持ったまま成長した自分に出会うことができました。この4年間の答え合わせとは、ヨットレースの成績だけではなく、引退した今、強く感じるのは、ヨット部を応援・支援してくださる先輩方やその他のサポーターの方々、そして、現役の仲間の想いを乗せて自分が大好きなヨット競技をする幸せ、これを経験できたことなのかなと思います。




感謝の言葉は書ききれません。

本当にありがとうございました。


将来、人生の通過点として大学の4年間が、かけがえのないものになってゆくことでしょう。


「自分はヨット部に成長させてもらったから、今はもっともっと成長することができている」と10年後、20年後に言えるように、今後も成長し続け、いつか何らかの形で、未来のヨット部に還元できたらなと思います。