引退挨拶 札内

こんにちは。

札内です。


全日本インカレが終わって数日、いまだに引退した実感というのは湧いてきません。

今日も金曜日ですが、「あ、明日は朝早いな」と自然に思ってしまいます。

6時半から5分おきにかけていた目覚ましのアラームともついにお別れですね。




さて、引退のブログということで、何を書こうか全然まとまらないままパソコンと向き合っているのですが温かい目で読んで頂けると幸いです。




3年前、グラウンドガイダンスで無理やり試乗会に参加させられたあの日、それがすべての始まりでした。

18歳の純粋な僕は、Y島先輩の素敵な笑顔に騙され、T田先輩の多少強引な勧誘に押され、そして何より初めて乗ったヨットの面白さに取り憑かれ、入部を決心しました。


最初の大岳合宿で九大ファイを練習し始めたときは、「やばいところに入ってしまった」と何度も思ったことでした・・・




小戸インカレで河原田と水町の玄関に二人で寝た1年生。

軽風クルーとして見出してもらい、初めてビブスを着た2年生。

わざわざ箱崎まで説得しにきた育さんを追い返してまでスキッパーにこだわったくせに、結果を出せず一番苦しんだ3年生。

苦手だった強風で成果が出始め、最終的には強風の乗り換えでインカレに臨んだ4年生。


4年間さまざまなことがありました。

楽しかったことよりは、苦しかった事、後悔したことのほうが何倍も多いかもしれません。




でも、福井の海で引退を迎えた時は不思議なもので、「4年間続けてきてよかった」という感情が最初に浮かんできました。


僕が4年間続けて来られたのも、様々な先輩方、後輩たちをはじめ、多くの人の支えがあったからこそだと思っています。

ヨットの基礎を築いてくれた先輩、整備の大切さを教えてくれた先輩、「ワンチャンあるで」と言い続けながら期待をかけ続けてくれた先輩、頼りない僕を支えてくれた後輩たちなど、思い出せばきりがありません。


本当は福井の地で直接感謝を伝えたかったのですが、涙もろい僕は泣いてしまいそうだったので、この場を借りて感謝を述べたいと思います。




そして何より同期。

個性の強い同期で、意見が合わないことも何度もありましたが、本当にこの同期でやってこれてよかったと思っています。


特に470は4兄弟のように感じていました。

本当にありがとう!!




普段、ブログが短いことで有名な僕がかなり長々と書いてしまいました(笑)

これが引退のパワーかなと思います。


悔いはあげだすとキリがありませんが、それでもこの組織に4年間身を置けて、本当に良かったと思っています。

4年間お世話になりました。




最後に、後輩たちへ


苦しいことは何度も訪れるとは思いますが、決して諦めずに目標に向かってがんばってください。

応援しています。




ありがとうございました!!!