新幹部挨拶 平井

新4年マネージャー、練習安全部長・部内活性化部長の平井なつみです。

 

いつもブログを読んでくださっている皆様、ありがとうございます。

わたしもヨット部のブログの1ファンでして、谷川さんの代までの旧HPのブログも全部読みました。入部してからの代々の幹部の皆さんのブログも、毎日朝晩チェックするくらい楽しみにしていました! 

第1回目ということで、自分なりに頑張って書いたので長くなりましたが、最後まで読んでいただけるとうれしいです。

 

これまでも皆が申し上げておりましたが、私は今年練習安全部長としても、大勢の部員の命を守る責任があります。堀と風夏と協力しながら、小さなことまで徹底的に、念には念を入れてレスキュー艇の整備や備品の管理等を行っています。

練習安全部が機能していなければ、練習は成り立ちません。

まだ代交代して間もないですが、やらねばならないことが山積みです。

ハードボートのKIDもおじいちゃんになってしまっていますが、まだまだ、バリバリ現役で頑張ってもらうためにも、また、それに比べてラバーボートは若者ではありますがかなり傷付きやすいので、自分の愛車だと思って接したいと思っています。この前は福岡マリーナの方にKIDを陸揚げしていただいてエンジンなどの修理・点検をしていただき、練習安全部と三浦で船底のペンキ塗りをしました。後輩も皆責任のある仕事を任せ、各自主体的に動いてもらいます。

 

海上ではもちろんですが、陸での過ごし方や日常生活のほんの少しの気の緩みが事故につながります。自分も含め、時間やルールなどに関しても常に厳しく気を引き締めていきたいと思います。

 

 

次に、今年発足した部内活性化部について少し説明します。

 

「ひとりひとりの満足度とモチベーションを高める」こと、これがこの部署の方針です。

現在52名の部員がいますが、部員数が多くなればなるほどひとりひとりの貴重な意見が埋もれてしまうことは、非常にもったいないと思っています。

部を動かすのは、幹部やレギュラーだけではありません。一年生でも、下位艇でも、マネージャーでも、それぞれがそれぞれ良い意見を持っていて、それを発信する権利があります。そして部運営を行う幹部は、それらを聞く義務があります。

もちろん、勝つために活動している部活なので、全員が100%の満足とはいきません。

ですが、独りよがりな意見ではなく様々な視点からの「良くしたい」という意見があれば、ヨット部をよりよい方向へ進ませることができると考えています。

ひとりひとりのヨット部へ対する満足度が高まれば、自ずと全体の活力と各自のモチベーションも高まると考えています。

本気で「全日本総合優勝」を目指すと決めたのですから、時間がある限り、遠回りに見えることでもなんでもやってみようと思っています。

 

これから、定期的に聞き取りアンケートを行い、部員の声を幹部と全体にフィードバックすることで、情報共有と活発な意見交換を行なっていきたいと思っています。

そしてまだ発表していませんが、これ以外にも、九大ヨット部がより「わくわく」と「成長できる」企画を考えています。

 

このブログをお読みになってくださっている皆さま、もし何か良い案がございましたらなんでも、是非教えていただきたいです!!

 

 

そして最後に、マネージャーとしての決意を述べたいと思います。

 

皆さんは「マネージャー」とは、どんな存在だと思いますか?

私はこの3年間、色々な経験をし、たくさんの人の意見を聞き、この問いについて悩み考えながらやってきたつもりです。

 

選手として日本一になるためには、まずはレギュラーになって、全日本インカレで良い成績を取らなくてはなりません。自分の練習のためになにより時間を使います。

これに対し、マネージャーには、日本一になるためのアプローチの仕方が人数の分あると思うのです。自分ではなく部全体のことを考える時間が選手よりたくさんあります。海上運営を頑張る。事務作業を頑張る。誰よりも声を出す。周りをよく見て声かけをする…等々。それがどんなやり方でもいいと思います。

だから、枠にはまった「マネージャー」ではなく、自分は自分が目標とするマネージャーになればいいのだ、と思うようになりました。できるマネージャーではないかもしれないけど、それでも自分ができることは今のヨット部の中にまだまだたくさんあるんだ、ということに、最近やっと気付くことができました。

 

ですから私は今年一年、「ヨット部にとって良いと思ったことは全てなんでも発言しよう」と思っています。たくさん発言することが自分にできることです。あの時こう言えばよかったなんてぐちぐち言うような、そんな後悔は絶対したくありません。

 

また、今年一年で、

「九大ヨット部の運営はマネージャーがレギュラー」

そう全員が言えるような、誰もが言ってくれるような、そんなマネージャーチームを作りたいです。

 

そのためにも、まだまだな私はもっともっと、もっともっと頑張らなければいけないと思っています。

 

長々と述べましたが、

私が今幹部挨拶をさせていただいているのも全て、可愛がってくださり、また指導してくださる先輩方、お世話になっている方々、頼もしい後輩、応援してくれる家族や学部の友達、そしてこんなわがままな自分を受け入れてくれる同期に恵まれ、支えていただいているからです。

遠征では遠い地であるにもかかわらずたくさんの先輩や保護者の方が激励に来てくださったり、差し入れをくださったり、いつも本当にありがとうございます。

また先日は4年470岩井のお母様に栄養について講座をしていただきましたが、それ以降も気にかけてくださり、アドバイスや応援のメッセージをくださいます。

 

多くの皆様が応援してくださっていること、期待してくださっていること、全てが私たちの力になっております。

 

幹部、という名前にこそなりましたが、まだまだ知らないこと、足りないことばかりです。きっとこれからもご迷惑をおかけすることばかりだと思います。皆さまの優しさに甘えさせていただきながらも、少しでも成長できるように精一杯頑張ります!!

今後ともご指導、よろしくお願いいたします。

 

 

今日をもちまして、新幹部挨拶は終了しました。

明日からの平日ブログの内容は、幹部による日常報告となります。

引き続きお楽しみください!