ヨットの魅力

いつもお世話になっております、スナイプクルーの八並です。

 

追いコンで卒部された先輩方、大変お世話になりました。これからもご指導宜しくお願い致します。

 

さて、前回はVolvo Ocean RaceやVendée Globe の世界的なレースについて書かせていただきました。1個下の後輩達にも「知らないです〜」って反応が多かったですね。ぜひこの機会に調べてください!

 

と言ってる所で、Leg4のFinish直前に痛ましい事故が起きてしまいましたね...。

レース中といえどもシーマンシップに則り救助活動を行ったVestas 11 th Hour Racingには、ぜひLeg5も参戦して頑張って欲しいです。

(Leg5は2/1スタート予定です。ぜひチェックしましょう。)

 

ところでVolvo Ocean Raceで使用されている、全艇ワンデザインとなるボルボオーシャン65の動画を見ましたが、風が吹いてると時速40km程にもなるんですね...!!ぜひ一度は乗ってみたいなぁ。

 

次のトピックはナクラ17について!

Kazi 2月号皆さんチェックしましたか?

わざわざリンクから飛んで、このブログを読んでくださるコアな皆さんなら既に読まれていらっしゃる事でしょう!

 

梶本/川田組によるナクラ17級の紹介がされていましたね〜。

 

ナクラ17とは?

オリンピックのために開発された艇種で、リオ五輪から採用されました。

クルースキッパー両方でトラピーズするカタマランというだけで、とてもスピードが出る事が想像に難くないですね(見た事ないので想像の域ですが)。

これが何と2020年東京オリンピックでは水中翼が取り付けられるナクラ17(フォイリングver)で、レースを行う事が決定されました。Unbelievableです。

アメリカズカップのAC45Fの縮小版とでも言いましょうか。ハイスピードレースをぜひリアルタイムで観たいものです。

2020年東京オリンピックでメダル獲得を目指す梶本/川田組を微力ながら応援していきたいですね。

 

こんな風に社会人になった以降も、ヨットに関わって生きていくというのは、とても魅力的です。

自分も社会人になっていずれは、モスを買って出艇したいと夢を抱いております。

 

もう一つトピックを用意しておりまして、白石康次郎さんについてです。

 

自分は福岡県立 筑紫丘高校の出身なのですが、福岡の御三家の中で唯一ヨット部がありません。

なので高校の間ヨットのヨの字も知らなかった自分は、Vendée Globeの出場者、白石康次郎さんの著書を読んだ事があったのです!

 

正直に申しますと、課題で出されたテーマに沿った読書感想文をイヤイヤ書くために読んだだけでありまして、本の題名すら覚えていません。

ですが内容はとても素晴らしかったのを覚えています。白石さんの深い教養と人徳をお持ちなのが、読んでいて伝わってきました。

 

世界一周クルーザーレースの出来事や、同じ出場メンバーとの海上のやりとり、実際白石さんが通われてる真剣の道場の先生の教えや、失敗から学ばれた事等も書かれていました。

 

イヤイヤな動機で読んだ本だったので、ふーん世界の海を一周する人もいるんだなぁ、と感じたくらいでした。その本を読んだ事さえすぐに忘れていました。

 

それから筑紫丘を卒業して、九大に入ってヨット部に入部して、2年目の冬にFacebookでVendée Globeに出場する白石康次郎さんを見た時の感動は今でも思い出しますね。

 

わざわざ課題の為に百道の福岡市総合図書館を訪れ、飾られてあったその本を手に取ったのは、今思うと運命なのかもしれません。

 

自分が周りのヨット部員よりクルーザーレースにより興味を抱いてしまうのは、きっとあの本を読んだ事が、根本にあるからだと思います。

 

ヨットやセーリングの事を知った今こそ、「あの本」を探してもう一度真剣に読みたいと思います。

 

以上で今日のブログを終わります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。次回の自分のブログでは、「福岡」について語りたいと思います。

ぜひお楽しみに。

 

添付写真は2016年アメリカズカップ福岡大会で、自分が海上で撮ったSoftbank teamです。