完成度の高い服を着るために

こんにちは。

4年の平井です。

 

昨日の衛藤のブログを読んで、わたしもそうだなぁと思いました。

果たして今のヨット部は完成度の高い服でしょうか?

 

私も、1年生の時から遠征備品係をしてきました。

備品係ほど主体性の求められる仕事はないと思います。

まぁ私は主体性、というより、忘れ物をしてはいけない!という恐怖心かもしれませんが(笑)

セールリペアだと思って蒲郡に持っていったらセールリペアの箱に入ったスピンリペアだったとか(その時は安部先輩に助けていただきました)、テントを積み忘れそうになったりとか、マストの数足りなくない?といわれたときとか、わかたかのカギを乾燥室に置いて福井に行きそうになったときの冷や汗はもう思い出したくないです。

 

新人戦から、3年間やってきた備品係の座を2年の彩香に譲渡しました。

彼女は昨年の全日本インカレから徐々に変革を起こしてきました。

そして、だれも知らないと思うのですが、感動したのがこの備品リストです(添付写真参照)。

これまで私は、ディンギー部品の備品は、マネージャーじゃよくわからないからといってあきらめて選手にお願いしていましたが、彼女はこっそりこんなリストを作っていました。これで、だれでもディンギー備品の準備もできるようになりました。

もちろんなんでもうまくいくことばかりではないですが、なんでもやってみる精神の素晴らしさを実感した一日でした。

そして最近、忙しいから時間がないから疲れているから、といって後回しにしてしまう自分を反省しました。

 

ヨット部のスタッフは主体性なくてはやっていけないと思います。

派手な仕事、大きな仕事、みんなから「ありがとう!」といわれる仕事ばかりだとよいのですが、実際はそんなことはないですよね。

誰も知らなくても、誰かがやってくれている。それにすら気付かないことがほとんどです。

私は今でも、そういう目立った事やりたいなと思うし、地味な仕事はやりたくないなと思うことももちろんあります。

でも、そんな地味な仕事でも、主体性をもって工夫して動けば全然違うものに変わるということ、その結果がみんなに気づかれないものであったとしても、その人が良いと思って変えたり動いたことは、どこかで影響してくるものであるということももう一回覚えておこうと思ったのでした。

こういう部員が増えていけば、それこそ「完成度の高い服」ですよね。

残り半年を切りましたが、後輩に負けないように、私も頑張ります。