親心

こんばんは。

スタッフリーダーの入江真鈴です。

お久しぶりですね。9月に入り、朝夕は少し秋らしさを感じるようになりました。部活帰りが暗くなり、全日が近づいてきたな…と感じる日々です。相変わらず日中の海上の日差しは夏のままですが…。

 

何を書こうかな…と思い返す締め切り前ですが、私の夏休みの過ごし方と言えば朝から部活へ行き、解散後に終電までバイト、の繰り返しですし、オフの日は朝から晩までバイトか、友人と日帰りで観劇遠征へ行くかですし…あまり女子大生らしい日々を過ごしてはいません。(笑)

 

ですので…最近芽生えた親心についてお話ししようと思います。

早いもので、「『いりえまりん』だなんてヨット部に入るために生まれてきたようなものじゃん!」と今考えるとすごく適当な勧誘に乗って入部し、(ちゃんと日本一への姿勢に惚れて入部してます!このセリフだけじゃないですよ!)早4年目です。

 

引退まであと2ヶ月。早いですね。

下に3学年も後輩をもつようになるだなんて入部当初は想像もできませんでした。

この学年になると、後輩がすることなすこと可愛くて仕方なくなるのです。

甘やかしてはいませんよ。

ダメなことはダメだと伝えますし、時には厳しいことも言います。

でもあるレースで1年生コンビがトップになった時に「やったやん!」と言うとそれはそれは嬉しそうに「やりました!」と満面の笑みで答えた時、

ディンギーに乗っている下級生がレスキュー艇に乗っている上級生から褒められた時にちょっとだけ照れ臭そうに嬉しそうにしている時、

全体ミーティングで上級生が下級生の成長を褒めた瞬間、これまた照れ臭そうに俯いてニヤけることを我慢している時、

選手が海から陸に上がった瞬間マネージャーの作るご飯を見て目を輝かせている時、

後輩マネージャーが、今までできなかったことができるようになった瞬間の嬉しそうな表情を見た時…

挙げればキリがないのですが、可愛くてなりません。

親心であっているのかは分かりませんが本当に九大ヨット部の1〜3年生が可愛くて仕方ありません。

生意気なことも言いますし、くだらないこともします。でもとっても可愛い存在です。

 

私たちが最高学年となり、ミーティングを重ねる度に今の部でいいのか、と悩んでは解決策が生まれず…後輩には迷惑をかけることは多々あると思います。

 

私が下級生の頃、当時のマネージャーリーダーの先輩に、「正解を模索しながら、正解を見つけられないまま引退を迎えた」と言われたことがあります。

今ならとても分かります。可愛い後輩たちと部の運営と、そしてレース実績と…

未だに見つからない正解を模索しています。

 

全員が最後にこのヨット部にいれてよかった!と蒲郡の地で思えるよう、私なりにあと2ヶ月もがき続けようと思います。

 

後輩の可愛い自慢をしたところでどのように話を着地させるか悩んだ挙句こじつけみたいになってしまいましたが、この辺りで終わりにしようと思います。