物は考えよう

4年マネージャーの平井です。

九州インカレ団体戦が終わり、残すは全日本インカレのみとなってしまいました。

1年生は学祭と被ってしまい、もともと6日だけの出店の予定でしたが台風で中止となってしまいました。4年生の話し合いの結果、九州インカレは全日本インカレのプレインカレという立ち位置のもと1年生も含めた総力戦、ということで臨むことになりました。

ただサポートについては、プレインカレ、といいつつも、普段の慣れた小戸で艇数も人数もレース数も少ないレースだったので、インカレじゃなくてよかったと思う部分もありました。しっかり改善して次に臨みたいと思います。

 

 

物は考えよう、というのは私のポジティブに過ごすためのテーマです。嫌なことも面倒なこともなんでも「いいように」考えることです。

嫌だなーと思ったらその面白い部分を見つけたりすることでだいぶ楽しい気持ちになれます。

 

「主体性と思いやり」のスローガンもと、ユニークなメンバーが入れ替わり立ち替わりで構成されてきた備品係。私はここで「物は考えよう」だということを学びました。

誰もしないことをやってやろう、とか、誰よりもコーナンの商品の配置には詳しくなろう、とか目の細かい雑巾と荒い雑巾を一瞬で見分けるぞ、この鍋は①でこっちの鍋は②…って覚えよう、とか、他の人から見たら何が面白いの?となるかもしれない面白さを見出したことで他の人とは違う思い出があります。思い返した時に楽しくなる経験です。「あ〜ほんとうにつまらない!」と思って動くより、「何か面白いことないかな〜!」と思って動く方が何倍も効率いいです。人に言われて動くより自分から動いた方が何倍も気持ちがいいです。そしてやっぱり誰かと共有してこそ面白さは倍増です。

 

これだけ人数がいる九大はレギュラーじゃない人の方が圧倒的に多いです。だから「レギュラーのために!!!」というその気持ちだけで動ける人ばかりではない(もちろんそう思える人は素晴らしいです)というのはあると思っています。だからといってサポートメンバーもレギュラーと同じくらい、それ以上に全力で頑張らないといけない。

 

心が折れそうになった時に目の前の仕事をいかに楽しいと思えるか、上級生は下級生に楽しいと思わせられるか、それができれば「レギュラーのために、4年生のために頑張るか」という気持ちが自然と湧き起きるものじゃないかと私個人は思っています。

 

もちろんその楽しいの中には、ちゃんと尊敬できる、応援したいと思えるレギュラー・4年生かどうかということも大きく占めています。

 

自分が受け持った仕事をいかに効率よく、質よくできるか、明日はこうしよう、とか来年はもっとこうすればいいな、来年の後輩にはこんな風に教えてあげよう、とか考えながら工夫しながら、全力で目の前の仕事に「真摯に」取り組むことができれば、どんな形でも結局はチームの力になっているものです。何かの班のリーダーになっている人は、同じ班の後輩のために頑張ろうと思ったって、それも1つの力です。

 

どういう気持ちを持っていようと、それでもインカレが終わった時、「いろいろあったけどチームのために、自分頑張ってたな、頑張ってよかった」とどの人も思えるような。

そんなチームがわたしはいいなぁと思っています。