全日本インカレに臨む

いつもお世話になっております、

4年スナイプクルーの八並克憲です。

 

最近youtubeで古い動画漁りにハマっています。特に、大泉洋が北海道のローカル番組で大学生の頃から6年間出演していた「水曜どうでしょう」が面白いです。「藤村Dとのケンカまとめ」は最高に笑えます。

 

実は自分には廻ってこないだろうと思っていたのですが、10月頭の台風でブログの当番が廻ってきました。

全日本インカレ直前という事で、レースに臨むメンタルの作り方を紹介しようと思います。

読んでくれる同期後輩も多いと思うので、参考になればと思います。

 

自分は2年の時から、全日本個人戦、全日本インカレ、全日本スナイプなど殆どの大会に出させていただいて数えられない程のレースをこなしてきました。

 

自分が大学入ってヨット乗り始めてから今まで、緊張したレースは只一つしかありません。

それは3年の福井インカレ第2レース終了後、支援艇にペアの高橋将至先輩と共に31335艇に乗り込んで、最終第3レースに臨んだ時です。

 

大会期間中ずっと支援艇に乗っていて、メンタルをちゃんと作れていなかったのでしょう。最終レースの予告信号の刻限が近づいていて、最後に1本レースをしないと大会不成立、レースをできるだけの風はある。

艇に乗り込んだ瞬間から全身震えだしたのを覚えています。1度U旗でゼネリコになっていなかったら震えたままレースをしていたと思います。

しかしその後のブラック旗でのスタートシークエンスには震えを止めて、レースを楽しむ事ができました。

 

何故緊張を解けたのか?

 

2年の時から、牧野碧依先輩と組ませていただいて全日本個人戦、全日本インカレと出させていただきました。最後碧依さんが引退されてからの和歌山の全日本スナイプで、何故自分が今まで緊張などしなかったのか、碧依さんの必ず行うルーティーンの秘密を教えてくださいました。

 

「レース前、レース間に必ず笑い話を一つする」でした。

 

碧依さんが大切にしていた「一喜一憂しない」良くても自惚れない、悪くても落ちまない。これを実践するために笑い話を用意してくださって、毎回2人で笑ってリフレッシュしてレースに臨んでいたのです。

 

笑顔と笑う事が緊張を解く鍵だと思います。福井でも将至さんと笑い合って緊張を解きました。

 

今回、全日本インカレに初めて出場する選手も多いです。小戸のバースで笑い転げていた事を思い出して、蒲郡でも海上でも楽しくやっていこう。

 

もう一つ大事な事は、自分に自信を持つ事です。

何か一つ自信を持てば、緊張もほぐれます。

何を根拠に自信を持てばいいのか?

根拠なんて無くても良いと思います。

でも、九大ヨット部の全員が根拠を持ってる筈です。

 

夏練習の間何十日もハーバーに来て練習した事、学校がある間も平日練習や整備でハーバーに通った事、練習終わりにだらけずキツいランニングを走った事、レスキューに乗ってずっと練習の運営をこなした事、陸ヨットで散々練習したこと、生の松原から大原まで延々とハイクアウトしてセーリングし続けた事、汗かきながら延々と無限上下した事、何度も何度も強風で沈をした事、

数え上げたらキリがないです。

 

何か一つ「コレだ!」と思う根拠を見つけて、それを自信にすれば良いと思います。

 

サポートのみんなは、レギュラーが緊張してそうに見えたら笑わせてほしいと思います。誰かが寝言でクルーに怒鳴ってたとか、寝て起きたらアイツがパンイチで風邪を引いてたとか何でもいいです。

楽しくインカレのレースに臨みましょう。

 

今から笑い話を考えるので、ブログはここまでにします。