全日本インカレ 遠征6日目

こんばんは。

2年スナイプの入江透です。

 

前回僕がブログを書いたのは、春の新人戦が終わってすぐだったのでとても久しぶりに書くことになります。その時ブログを書いたときのことをよく覚えていて、時の流れはとても早いなと感じています。

とうとう今日、僕たち九大ヨット部が目標としている全日本インカレ団体戦が始まりました。僕は今日、支援艇に乗って出艇していました。ディンギーよりも早く出艇していると、何十艇もの470がスピンを上げてリーチングで出艇してくる様子を見ることができました。とても壮観でした。

レースはというと、予想されていた場所と大きく離れた場所に本部船が設置され、ディンギーが大移動をしている間にオレンジ旗が上がり、到着していない艇もいる中470の第1レースが始まりました。と、思いきやいきなりゼネリコとなりまた仕切り直し。またすぐに470旗が上がりバタバタしたままインカレがスタートしました。

今日は蒲郡という地や予報から、ど強風が予想されていました。朝から強風が吹いており、例のごとく風が上がってくるのかと思いきやいきなり微風まで落ちて、また風が上がって強風になってを繰り返してとても不安定なコンディションの1日となりました。その中でゼネリコやノーレースもありましたが、とてもスムーズな運営の元予定されていた3レースを消化することが出来ました。選手は順位を安定させることが難しかったようです。

僕は代が代わってすぐ、オフ期間に日本一のスポーツ選手の本を読むという創真さんの宿題で元プロ野球選手の古田敦也さんの本を読みました。頭脳派で選手としても監督しても活躍された古田さんは、試合などがあるときに決めていることがあるそうです。それは、「反省することは反省する。でも一度寝たら忘れる。」ということです。これはヨットレース、特に4日間11レースあるインカレにかなり通じるところがあると思います。九大は470級優勝、スナイプ級メダル獲得、総合優勝を目標としています。1日目の時点で、470級7位、スナイプ級4位、総合4位に甘んじています。今日悔しい思いをした選手や、後悔の残ることをした選手も中にはいると思います。ですがまだインカレは4分の1しか終わっていません。上位校が横文字を叩くかもしれないし、想像もしていない大学が好成績を残すかもしれません。九大に悪いことが起きないとも限りません。良くも悪くもこの先何が起こるかわかりません。そこで淡々といい順位を取るためには、1日1レースひとつひとつフレッシュな気持ちでいつも通りやるべきことをやることが大切だと思います。それを支えるために僕たちサポートメンバーは日本一のサポートをしようと思います。今日もレース終了後、着岸が1番早かったのは九大でした。明日以降も日本一を取るために日本一のサポートを続けようと思います。

選手の皆さん、明日以降も頑張ってください!

 

p.s. 毎年最後の掲示物が出るまでハーバーの掲示板の前に張り付く最終L旗という仕事があります。今日は審問が9件あり、かなり遅くまで平松と咲帆がハーバーに残ってくれました。ありがとうございました。