引退ブログ 立野舞也佳

こんばんは。

前主務部長・4年マネージャーの立野舞也佳です。

 

11月4日に九大ヨット部を引退してから6日が経ちました。今日は土曜日なのになぜハーバーにいないのか?朝寝坊していいのか?と、実際引退はいまいち実感できていませんが。でも、ちょっとヨット部のことを考えると、本当に本当に寂しいです。モチベーションアップPVや新歓PVの曲など、ヨット部にいた中で知った曲を聞くだけでもちょっと泣きそうになります。引退直前は同期マネージャー達とあ〜早く引退して自由の身になりたい!なんて言ってたのに、この有様です。

 

引退ブログということで、最後に何を書こうか悩みました。これまでのブログを読んでくださった方にはご存知の通り、私にはあまり文章力がありませんので、拙いものになるかと思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

これは引退挨拶のときも言ったことですが、私はヨット部で活動する中で、同期スタッフに対して常にコンプレックスを抱き続けていました。何をやっても誰にも勝てない。常に2番手3番手(なんならもっと下)。高校の時までは何においても比較的「できるほう」で、強い劣等感はあまり抱いたことはありませんでした。だけどそれはこのヨット部では全く通用しませんでした。だから、苦しくて、悔しくて、辛くてしょうがなかった。ヨット部で過ごす時間の8割はそんな思いをしていました。

 

同期スタッフが多いことは、とてもいいことだと思います。どんな理不尽(?)も、困難も、みんなで愚痴を言いながらも乗り越えてきました。いろんな気持ちを分かち合える人がたくさんいるのはとても心強いです。だけど、私にとってそれが仇となる場面もありました。

 

マネージャーのくせに勝ち負けってなんなんだって話ですが、なんとなく彼女の方がこれはよくできるな、とか彼女の方が頼りにされてるな、とかそんなものを私は人一倍感じ取りやすかったのかもしれません。いちいち人の反応を気にしては、悔しい思いをしていました。そんなこと気にしなきゃいいのですが、私にはそれが難しかったようです。

 

だけど、そんな私だからこそ、ヨット部で頑張ってこれたのかなとも思います。悔しいと感じるからこそ、もっと頑張れました。ずっとずっと上を向いてこれました。諦めることだけはありませんでした。負けたくない、認められたいという思いが人一倍強かったからこそ、私は4年間ヨット部にいたのかもしれません。もちろんずっと前向きで、心が折れるようなことがなかったのかと言われると、全くそんなことはありませんが、最終的には、こんなところで落ち込んでる場合ではない!と自分を奮い立たせてきました。

 

私のやってきたことがヨット部のためになったのか、私はヨット部に必要な人間だったのか、そんなことは今でもわかりません。だけど、ヨット部は私に必要なものでした。これから先の人生でもヨット部での経験がいきてくることはたくさんあるんじゃないかなと思います。ヨット部で活動してきたことで、きっとどこでもなんでもやっていける気がする、という謎の自信さえ湧いてきます。

 

これまでヨット部で活動する中で関わってくださった皆さんには感謝しかありません。ハーバー関係者の皆様、県連関係者の皆様、先輩方、同期、後輩、とたくさんお世話になりました。たくさんの思い出ができました。書いていたらありえないぐらいブログが長くなりそうなので、同期や後輩へのメッセージはありがとうカードにでもします(笑)私にとってこの4年間は一生忘れられない経験になるでしょう。

 

こんな私を九大ヨット部に居させてくれて、本当にありがとうございました。

 

それではこれで、失礼いたします。