行事を通して

 

こんにちは。

4年マネージャー、主務部長の渡邊由紀乃です。

 

暖かくなり、日焼けを気にする季節がやってきました。就職してお金を貯めたら、すぐにでも美容皮膚科に通い、美肌ケアに力を入れようと思います。

 

なんていう話はどうでもよくて…

今回は主務部の仕事から学んだことを書かせていただきます。

 

主務部の仕事はとっても地味です。書類の作成、メールのやり取り、行事の企画運営などなど。

一見めんどくさそうですが、やりがいのある素敵な部署だと誇りに思っています。

 

しかし、はじめからそう思っていた訳ではありませんでした。特に行事の企画運営は、相当重荷に感じていました。

行事を完璧に運営したところで、部員のヨットの技術が向上するわけではなく、ヨット部の目標である日本一には、通じていないように思っていたからです。

 

 

行事を取り仕切る中で、50名近くいる部員全員へ指示を出すことが難しく、苦労することが多くありました。自分では当たり前にできるはずだと思うことも、50名もいたらそうはいきません。細かく厳しく指示を出す必要があります。

 

そして、私もこれまでできていなかったことですが、行事の目的や趣旨を私や4年生から部員全員へ伝え、着地点を共有する必要がありました。

 

各行事、目的は様々で立場によっても異なるので、私が定義するものではないと思っています。しかし、現役目線から全ての行事に共通して言える目的が2つあると考えています。

 

まず1つ目が、行事は当たり前のことを当たり前にできるということを証明する場であり、それが試される場だと思っています。

髙山先輩がよく仰っていましたが、日本一になるためには当たり前のことを当たり前にする必要があります。(詳しいことは多分、以前誰かがブログで書いてると思うので割愛します)

挨拶をすること、エールをピシッと決めること、式中に私語をしない、などは言ってしまえば当たり前のことです。普段からできていたら、行事では苦労なくできるはずです。今問題視されているということを、私たちはしっかりと受け止め改善する必要があります。

 

2つ目は、感謝を態度で示す場であると思っています。

日頃からお世話になっている先輩方には、是非とも結果で感謝を見せたいところではありますが…態度で見せることができる場は行事です。

私は卒業するときに、後輩たちがエールや挨拶などの些細なことを卒なくこなす姿に頼もしく思い、自分が過ごしてきた4年間に嘘がなかったのだと裏付けられるような気がします。あくまで予想ですが笑

 

九大ヨット部のために多くの先輩方が動いてくださっています。それは全て現役部員、私たちの活動のためであり日本一のためです。そのことをしっかりと自覚することができたら、行事でどのような振る舞いをするべきか、自ずと答えが見えてくると思います。

 

学生だから、行事の運営で失敗することはもちろんあり、はじめは小さなことでも気にしていました。でも今は、大切なことはそこではないと気づくことができました。失敗してもしなくても、感謝が態度で示せれば良く、当たり前のことができたら良いと思います。

 

こういう風に行事に意味があると気づくことができたのは、主務部長という立場になり多くの先輩方と連絡を取らせていただく機会が増えてからです。

3年生の頃までは、こんなにも多くの人が私たちのことを支援してくださっていることを知りませんでした。

 

下級生が知らないことを伝えることが、4年生や主務部長である私の役目なのかもしれません。これから、その役目をしっかり果たしていきたいです。

 

私はこれから半年間で、日頃より支援してくださっている方々に対して、言葉だけではなく結果や態度で感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

 

まだまだ至らないところしかない、私たちではありますが、どうか最後までよろしくお願いいたします。

 

長々と読んで下さり、ありがとうございます。

それでは、失礼します。