二人のスキッパーについて

 

平素よりお世話になっております。

4年レース技術部長の西山です。

 

長いようで短く感じた夏練習も終わり、全日本インカレ団体戦まで残すところわずか、という頃になってしまいました。私が九州大学ヨット部で行うすべての活動に「最後の~」という文字がつくようになって、寂しい気持ちもあります。

 

さて、今回は引退ブログ前、最後の4年生ブログということで何を書くべきか非常に悩みましたが、一緒に乗ったことのある4年生の私だけが知っている同期二人のスキッパ―の素顔について紹介させていただこうと思います。

 

はじめは、我らがスナイプリーダー西島孝です。

彼とは3年生の時、一緒に乗っていました。ヨットに対して、チームに対して、真摯に取り組む様子は、仏といわれる領域まで達しています。練習で動作ミスをしてしまうと、一緒にその対策を考えてくれるほど優しいのですが、当然、仏の顔も三度まで。たまに海上で響く怒声に、懐かしさを感じます。

 

一緒に乗るときは、彼が勉強している有機化学の話や無機物の話をしてくれます。身近にある化学について嬉しそうに話すのですが、化学用語が難しすぎて僕にはついていけません。(笑)

 

また彼は副将として、チームの誰一人怪我せず、無事安全に帰着することに、人一倍万全の準備と配慮をしています。彼がインカレで優勝することよりもまず「誰も死なせない」ことを忘れず、日々練習していることを知ってほしいです。

 

次に、現在乗っている竹中修平。

いつも笑顔で元気一杯。好きな食べ物は、うどんと七輪で焼いたサンマ。レース前は験担ぎにうどん、週末の練習が終わった後は七輪でサンマを食べたがります。そして、整備ではそんな方法をよく思いつくなと感心してしまうほど、良いアイデアを出してくれます。

 

一緒に乗るときは、最近話題のニュースや音楽を自分に教えてくれます。

 

この1年を通して、スナイプチームがよりよい練習をするために、意見を出し続けてくれているのは竹中です。感謝しています。ありがとう。

 

よく後輩に「竹中さんと西島さん全くタイプが違いますけど、乗ってみてやっぱり違いますか?」と聞かれることがあります。確かにまったく違いますが、共通点があります。二人とも恐ろしく負けず嫌いだということです。誰にも負けたくないため、それは1番出艇を譲らないところから始まります。日々の練習レースの結果が悪いときは、顔には出しませんが相当悔しい気持ちでいっぱいのようです。

 

これからも、4年スキッパ―として最後まで二人切磋琢磨していってほしいと思います。

 

今月の全体練習は残すところ後、8回になってしまいました。最後まで、超戦し続け、今月末には、西宮にメダルをもらいに行きます。

これからもご声援よろしくお願いいたします。

 

読んでいただきありがとうございました。

失礼いたします。