新4年挨拶ブログ 市川緋那

 

お世話になっております、新4年470スキッパーの市川です。

 

今年度の抱負を述べさせていただきます。

 

まず初めに、私たちの93代の目標は「全日本インカレ団体戦総合優勝」すなわち「日本一になること」です。

この目標は私たちの多くの先輩が掲げてこられましたが、九州大学として一度も達成したことがありません。

インカレが終わり、新4年生で目標についての話し合いが行われた時、日本一ではなくメダルを取るなどもっと現実的な目標のほうがいいのではないかという意見も出ました。

 

でも、やはり

日本一という目標が1番魅力的でワクワクする、

日本一に憧れてヨット部に入部した、

先輩方が達成できなかった悲願を達成したい、

日本一になるために今まで頑張ってきた、

とい意見がたくさんあがり、みんなの熱い想いが伝わってきました。

何時間も話し合いを重ね、最後に全員一致で、「日本一」という目標に決まりました。

 

先ほど言わせていただいたように、まだ九州大学は日本一になったことがありません。

それは今まで通りのやり方では勝てないということです。

ヨット経験者も少ないですし、圧倒的スターと呼べる選手もいません。

 

しかしながら、私たちは挑戦者です。

何も失うものはないですし、恐れる必要もないと思います。

同期だけでなく、後輩、先輩方、ヨット関係者の方々、保護者、たくさんの人を巻き込んで、「ひとつに」なって正しい方向に努力すれば必ず日本一になれると信じています。

 

ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

また、私の個人としての今年度の目標と言いますか大切にしたいことは「ヨットを楽しむ」ということです。

 

さっきまで日本一、日本一言っていたのに、なに生ぬるいこと言ってるんだと怒られるかもしれませんね(笑)

 

でも、ヨットが楽しいからレースで勝てば嬉しいのだと私は思います。

これまでヨットが楽しくない時期が多く、レースでいい成績を取ったとしても、たまたまだろうなとかクルーの引いてくれたコースのおかげだななどと思って、あまり素直に嬉しくはなかったからです。

 

では、どうすればヨットが楽しくなるのか。私なりに考えたのは、「考えてヨットに乗ること」と「ペアでコミュニケーションをとること」の2つです。

 

「考えてヨットに乗ること」は、自分の走っている方向=コースに意志をもつということです。なぜジャイブするのか、なぜゲートのそちら側を回るのか、1つ1つの行動に自分なりの考えてを持って乗りたいと思います。そうすれば、負けた時や抜かれた時に何が原因なのかが分かり、次勝てるようになります。成長を感じることが楽しさに繋がります。

 

「ペアでコミュニケーションをとること」は、船の中で会話が弾んでいるペアははたから見ても楽しそうだし、成績も良いです。コミュニケーションをとることで、相手のその時その時の考えていることがわかりますし、情報を共有できたり、それに対してアドバイスすることも可能です。前を走っている時は、たいていコミュニケーションをたくさんとれているように感じます。艇内の雰囲気も良くなり、すごくやりやすいですし余裕が持てます。

 

他にもヨットを楽しむ方向はいくらでもありそうですが、また他にもありましたらぜひ私に教えていただけると嬉しいです!

 

 

最後の1年、頑張ってまいりますので今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。