やっぱり譲れないもの

こんにちは。

4年マネージャーの末永です。

 

あっという間に時は過ぎ、気づけば2020がもう目の前まできていることを知り、"いろいろ"焦り始めています。

 

いろいろ具体的な中身は、直前のことだと、まだまだ終わりが見えないありがとうカード。

少し未来のことだと、もう12分の1が過ぎた次の西宮インカレまでの残り時間。

そしてもっと未来のことだと、自分の将来です。

 

今回は最近自分の中で大きな変化があった将来を軸に書いていこうと思います。

具体的には、院への進学か就職かの2択ですが、2週間ほど前までは、「全然就活始めてないし、進学かな」とぼんやり考えていました。"ぼんやり"というのも、就職という道への心残りもありました。

就職に踏み切れなかった理由。それは、自分の憧れや好きなもので選ぶのか、それとも自分の向き不向きや安定といった観点で選ぶのか、どちらがいいかずっと答えを出せないままだったからです。この悩み、実はここ最近の話ではなく、中学高校のころからのもので、ずっと答えを先延ばしにしていました。

 

私には昔から大好きなものがあります。それは私の人生に大きな影響を与えてくれたものであり、今後の人生においても絶対に失いたくないものです。(頭に浮かんだ方は心の中に留めておいていただけたら幸いです笑)

具体的にそれが何かはとりあえず置いておいて、こんなに好きで、憧れているものに関わって働きたい!そう思うのは自然な流れだと思います。

 

しかし、ここで立ちはだかるのが才能という大きな壁です。はっきり言って自分にはその分野で活躍できる自信がありません。好きなら成果が出るまでとことんやればいいのかもしれませんが、その過程で大好きなものを嫌いになることは、私の中で1番避けたいことでした。

だから好きなものを嫌いにならないために、趣味は趣味としての距離感で仕事は別枠として実現可能性が高いもので考えるのがいいのではないかと思うようになり、大人になるにつれてどんどんその考えが強くなっていきました。

 

そんなこんなで、どっちつかずで悩んでいた私でしたが、とりあえず企業を見てみよう!と思い、就活サイトを見て気になる企業をポチポチクリックしていきました。その結果、やっぱり深層心理って怖いですね。マイページは憧れの業界の企業でいっぱいでした。(笑)

 

頭では趣味は趣味でと思っているのに、心ではやっぱり憧れの気持ちを捨てられない自分がいました。それに気がついたとき、「ああ、これはやっぱり自分の中で諦めきれない、譲れないものなんだ」と潔く認めることができ、こんなに自分の中で大きな部分を占めているという事実と向き合うことができました。今になって考えると、憧れが叶わないことを恐れ、ずっと諦めて当然な理由を探して、しょうがないと自分に思わせたかったのかもしれません。

 

ふと、そういえばこれと似たような気持ちを最近どこかで味わったなと思い出しました。それは代交代前の今年の目標を決めた学年ミーティングです。実現可能性が高い目標か、それとも憧れ続けた日本一か。現実的な話もたくさんしたけれど、私たちにとって日本一はやっぱり譲れないものだったんだなと改めて感じました。

 

譲れないと決まったのなら、あとはこの手に掴めるように行動していくだけです。それは部活も就活も変わりません。

長くなりましたが何が言いたかったのかと言いますと、

 

私、就職活動始めました。

 

 

以上です。

失礼いたします。

 

写真は就活開始に大きな影響を与えてくださった都田さんからいただいた本です。愛梨さんから都田さんへと渡り、そして今は私の手元に。なんとも感慨深い一冊です。