もはやこのブログが箱根駅伝

もはやこのブログが箱根駅伝

 

こんにちは。副将の高橋です。

(題名通り、とても長くなったので読むの苦手な方は最後から2番目の段落「3つ目は〜」のところだけ読んでください。ちょうどそこが7区くらいです笑)

 

束の間の休息も終わり、もう学校が始まって4日間が経っています。生活習慣こそ普段の生活に戻ってきたものの胃袋だけが元に戻りません。実家で肥され、大きくなりすぎた胃袋はいくら食べても満たされず、常に食べ物を欲しています。体重が増えてしまった分を落とそうと思って走るとお腹が空いてしまい、また食べるという負のスパイラルにハマっている高橋が本日のブログを担当させていただきます。

 

もう9日ということで冒頭の挨拶もこんにちはにさせていただきましたが、まだまだ年末年始ネタでいきます。どうぞお付き合いください。

 

みなさん年末年始に決まって見るテレビ番組はありますか?

僕の家庭では1/2,3は決まって箱根駅伝を見ます。小さい頃はその面白さがわからず、本当に退屈で仕方ありませんでしたが、中学の途中くらいから面白さがわかるようになり、今では涙を流しそうになりながら(泣いたことはないのですが)食い入るように見ています。

今年も様々なドラマがありました。

青学の復活優勝、創価大1位でタスキリレー、3区ヴィンセント爆走、山下り東海大の追い上げ、最後までわからなかったシード権、バチバチの3位争いなど挙げればキリがありません。

その中で感じたことを3つ紹介します。

 

1つ目は笑顔で走っている選手がいたことです。

1番印象的だったのは2区で東洋大の相澤選手とデッドヒートを繰り広げていた東京国際大の伊藤選手でした。ずっとハイペースで2人で走り続けて絶対きついはずなのに時々笑みがこぼれていました。インタビューで、本当に楽しかったと語っていたのが印象的でした。他にも時より笑顔で走っている選手や走ってる時はキツそうでも走り終えた後のインタビューで楽しかったと言っている選手がいました。いい順位で走れている時はとても気持ちよく楽しく感じてさらに速くなるという相乗効果のようなものがあるらしいです。伊藤選手は最後こそ相澤選手に振り切られてしまいましたが、区間2位の好タイムで東京国際大は初のシード権獲得、5位でした!やはり何事も楽しめる選手は強いんだなと感じました。僕も次の強風では笑顔でハイクアウトしたいと思います。

 

2つ目は4年生の強さです。

スポーツなので、上級生の方が経験も実力もあると言われればそうなのですが、やっぱり4年生の意地というものはあるんだなと感じました。これは主に優勝した青山学院の話ですが、4年生4人が出場した中3人が初めての箱根駅伝でした。そこで、4区を走った吉田選手が区間新記録で区間賞を取るなど全員が優勝に大きく近づく走りをしたと言えます。僕もインカレに出たことがないので今のところ同じ立場としてとても刺激になりました。今年のインカレでは海の上で吉田選手のような走りができるよう頑張りたいと思います。今年の青山学院の勝因やチーム作りは色々なところで記事になっているのでみんな、特に4年生には読んでみてほしいところです。

 

3つ目は今回過去最高の3位になった國學院大学についてです。

國學院大学の主将を務めていた土方選手は3年生の時から主将を務めていたそうです。周囲やその時の4年生からの反発もあった中その年の箱根ではチーム最高の7位という結果を納めました。その後の報告会で来年は3位を取ると宣言した1年後この結果です。カッコ良すぎますよね。この2年間のスローガンであった「歴史を変える挑戦」を正に体現したような結果で想像しただけでワクワクします。

他にも時々陸上部では上級生がいても下級生がキャプテンや主将を務めることがあるそうです。これは数年越しでチーム運営ができるという点ではとても良いと思います。今九大ヨット部は4年生がほとんどの役職を占めていますが、下級生のうちからチームのことを考えられたらとても強いと思います。一年前の僕がそんなことを言われても無理だよーと思ってしまいますが...。例えばやってみたいことが思いついたときに来年やってみようではなく先輩に提案してみるとか。それでもし実現できたらその反省を生かして、次の年のチームに持ち込むことができます。下級生のうちからできることは山ほどあったんだなぁと感じています。

1年あったらなんでもできるわけではありません。当たり前ですが、1年では同じ時期(春とか夏とか1月とか2月とか)が一度しか来ません。下級生のうちから考えることのメリットはチームのことを考えて迎える2度目の時期ができるということです。そうなることで全く同じ状況で直接反省を生かすことができると思います。難しいとは思いますが、考えてみてください。必ずチームの活性化にもつながります。

 

無事に大手町まで辿り着いた皆さんおめでとうございます。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。冒頭で言った通りかなり長くなってしまいました。誰にも分かってもらえない箱根駅伝の感動を誰かと共有したかったのでしょう。箱根駅伝にパワーをもらい、モチベーションを上げてもらったところで、今年も日本一目指して頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

写真は僕の目標になった吉田祐也選手です。

よく見ても...僕には似てないですね笑