あっという間

こんにちは。

高橋英悟です。

 

もう今年も1ヶ月が終わってしまい、昨日から2月が始まっています。"あっという間"ですね。2月といえば、あのビッグイベントがありますが、まぁ説明するまでもないでしょう。

っと、こんな話をしたかったのではありません。今日はさっき何気なく使った"あっという間"という言葉について、僕の持論を話したいと思います。もしかしたら聞いたことある人もいるかもしれません。

 

さーっとブログを見返してみてもかなりの頻度でみんなの冒頭に登場するこの"あっという間"という言葉、僕は少し注意して使う必要があるなと思っています。ほんの一瞬のことという意味の慣用句としてはとても使いやすい言葉ですが、その意味をよくよく考えたことはないのではないでしょうか。

"あっという間"というのは"「あっ」と言う間"なのです。

誰かが「あっ」って言ったただその瞬間と考えるとなんかこの言葉はとても虚しい言葉だなと思うようになりました。

 

例えば、10月に「夏練習どうだった?」と聞かれた時に、インカレ後に「今年1年どうだった?」と聞かれた時に、「"あっという間"でした。」なんて会話はよくあると思います。でも僕から言わせれば、夏練習や今年1年が"あっという間"なわけがないのです。

"あっという間"という言葉を使うのはとても簡単ですが、その期間にあったことを"あっ"という一言にまとめてしまう気がしてとてももったいない気がします。誰かにどうだった?と聞かれた時にパッと思いつく言葉が"あっという間"よりも「あれがあって、これがあって、こういうことが上手くいかなかったけどこれができるようになった」って話せる方がこの人は素敵な日々を密度濃くすごしたんだなと思いませんか?

 

たくさんの大人の方やOBの先輩方に言われてみんなも気付いていると思いますが、次の春練も夏練も今年1年も特に年次が上がるに連れてどんどん早く時が過ぎていくように感じるものです。だったら最初から"あっという間"という言葉を使わないで済むように普段からたくさん考えて密度の濃い時間を過ごそうと僕は思っています。そしてそのためにはある程度の準備が必要だと思っています。

 

あと10日もすれば春練習が始まりますが、しっかり準備をして、どれだけ時の流れが早くても"あっという間"ではない感想が持てるよう頑張りたいと思っています。

 

 

ただ、僕が普段なんとなーく考えていることを書きたかっただけなのですが、説教じみた内容になってしまいすみません。良くも悪くも僕らしい内容だったと思ってはいますが、こういう考え方の人もいるんだなぁと軽く受け止めていただければと思います。

次の僕のブログはもう来月になってしまうようです。寂しいですね。みなさんお元気で。

 

写真はこの春練習でペアとして乗る花木彩香です。

文字通り"あっという間"に海に落ちている時があります。