今年度最後

 

こんにちは。

4年マネージャーの寺井涼香です。

今日で今年度が終わり、ひとつ区切りができました。

外を眺めると去年と同じようにきれいな桜が咲いていますが、いつもとは違う春を迎えることとなりました。

学校も部活もいつスタートが切れるか分かりませんが、今自分のできることを考えて行動しなければならないですね。

 

さて急遽2週間の休みができた私は久しぶりに長崎の実家へ帰省をしました。そこで数人の高校友達と会って話をしたので、今回のブログはそのことを書きたいと思います。

 

友達との話はほとんどが就活の話でした。中には専門学校に通う友達、すでに社会人3年目になる友達、大学4年生を迎える友達など様々です。

その中で1人の友達がこんな話をしていました。「自分は将来どんなことをしたいかがはっきりしてない。だから、手探り状態でやりたいことを見つけるより自分は働きたいと思う環境を大切にしたい。」

 

この「環境」を大切にしたいという言葉に私はなるほどなと思ったんです。

 

部活に当てはめて考えてみると、入学してきた時に「ヨット部に入りたい。ヨットで日本一になりたい。」とはっきりとした思いを持って、入部を決める人はそう多くないと思います。

実際、今月のブログテーマであった新歓エピソードとして多くの部員がヨット部への入部のきっかけを書いてくれていましたが、明確な目標を持って入ったというよりは、「なんかこの部の雰囲気が好き。部員の人が熱い。面白い。」

などと、この部活の"環境"や"雰囲気"に惹かれて入部を決めた人が多くいると思います。

 

そして、活動する中でだんだんと自分の明確な目標を決め、自分のやりたいことを見つけていけるんだと感じました。

 

私もそうです。

もちろん日本一という目標を一緒に目指したいという気持ちはありましたが、それよりもヨット部のアットホームな感じ、仲が良くてみんなで和気あいあいとしている空気、やる時はとことん本気な先輩方の姿勢に魅力を感じました。

そして、3年間の部活を経験しながらチームが結果を残したときの喜びや感動、自分の果たすべき役割、4年生になってからは学年としての責任、組織を動かすことの難しさなどたくさんのことを考えるきっかけを貰いました。

 

ヨット部に入らなかったら、きっとこんなに悩むこともきついことも、面白いことも楽しいことも感じなかったと思います。

このきっかけをくれたのは九大ヨット部の"環境"があったからです。

 

文字では残していけないのが九大ヨット部のこの雰囲気とか環境だと思います。

先輩方が今まで築いてくださった部の伝統を守ることと今のチームのために変革すべきこと。

新たに1年生を迎い入れる時期だからこそ、部の雰囲気というものを、みんなが考えてみる必要があると思います。

 

すごく固いブログとなってしまいました…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

写真は、母校の桜並木です。