歴史を知ること

こんにちは。

3年マネージャーの藤井美来です。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

少しずつ規制が解除されてきていますが、ニュースを見るとコロナウイルスの恐ろしさをひしひしと感じ、私はなかなか家から出られずにいます。

この自粛期間、私は「いろんなことに興味を向ける」ということを常に意識して生活するように心がけました。今まで時間がないことを理由に興味すら持っていなかったもの、食わず嫌いしていたものと向き合ってみると、何かかが見えるようになるんじゃないかと思ったからです。散歩に行ったときに見た花の名前を調べてみたり(農学部を意識してみました)、今まで読んだことのないジャンルの本を読んでみたり…

その取り組みの中でやったことが「歴史について知ること」です。小学生の頃から私は歴史を勉強することが嫌いでした。昔の人は名前がころころ変わったり、妻が沢山いたりと、様々なことが現代とかけ離れていて幼い私には理解することができなかったからです。そんな私ですが、高校生に頃に行った短期留学で、日本の「侍」について聞かれ、何も答えられなかったことが悲しく、いつか勉強しなければと思っていました。しかし、幼い頃に培った「苦手意識」はなかなか払拭することなく勉強しないまま今に至っていました。そしてこの自粛期間でついに勉強することを決意しました。いきなり本を読んで勉強するのはハードルが高すぎたのでまずはサブスクリプションで大河ドラマや歴史に関するテレビ番組、映画を片っ端から見ました。

その中で、歴史についての知識を得たことはもちろんですが、今の日本の姿は昔の人の様々な志と勇気から成り立っているのだと感じ、日本のことが好きになりました。それと同時に、同じ時代背景を持つ日本人のことも好きになりました。また、テレビや新聞で今まであまり理解することのできなかった歴史を背景とした考え方や発言が少しだけ理解できるようになってきました。時代における人々の精神や、武士の精神のようなものも感じることで、時代背景によってこんなにも人の考えは変わるものなのだと驚かされもしました。

 

知識を得ることは今までにない考え方をもたらしてくれます。それによって、もしかしたら今まで理解しあうことのできなかった人とも理解しあえるかもしれません。私は苦手なものに立ち向かうことによって少しだけ違う世界が見えたように感じます。

このコロナ期間でいろんな知識を吸収していきたいですね。

写真は私の次なるステップです。本を読んでさらにいろんなことを吸収しようと意気込んでおります。