モチベ

 

こんにちは、2年選手の山下です。

 

最近、部活動がまた停止になり、モチベーションがなぜか絶好調だった僕にとって悪い影響が出るのかな、なんて思っていたのですが、むしろ前よりも日常生活や部活に対してのモチベーションは上がっていくばかりです。今回、ブログを書くにあたって、その理由を探してみようかなと思っています。お付き合いください。

 

前回、4月から3か月ほど部活動が停止した時、日常生活が普段通り行うことのできないストレスやどうしたらもっといい生活ができるだろうと考えこんでしまい自分ではどうしようもないことについて悩んでしまう時間が増えてしまって、まったくといって気分が上がらず、やらないといけないことにも手を付けれず、今考えてみるとだめな日々だったなと思って反省しています。おそらくその頃の自分にとっては必要な時間だったと思いますが....。そんな日々を送っていて人とも会っていなかったので、自分のモチベーションが下がっていることは気づかれないだろうと思っていたのですが、先日、同期と会って話したときに、実はみんな山下のこと大丈夫かなと心配していたよといわれて、ばれないと思っていても周りには意外と筒抜けなんだなと思いました。あとは、先日、練習に来ていただいた先輩からは山下ってお調子者だからなと言われて、僕が思っている以上に人は僕のことを見ているし、見られる存在なんだなと改めて実感しました。ご迷惑、ご心配をおかけしました。もう大丈夫です。

 

このようなことから、最近、気が付いたのは、僕ってものすごく気分屋で、お調子者でいい波に乗ればものすごく成長するし、落ちるときはとことん落ちてしまう危ういところのある人間なんだなってことです。この自分の性質は変えようと思っても、なかなか変えることのできない自分の根本の部分なんだなってことにも気が付きました。いい面もあるし、悪い面もある。まあ、だいたいどんなことでもおんなじだと思っています。大切なのは、こういったことを自覚してどのようにしていい方向に生かすかだと思っています。

 

じゃあ、どうして今、僕のモチベーションがものすごく高いかというと、とあるきっかけがあったからです。それは、インスタグラムで友達のある写真を見たことです。なんじゃそりゃと思われるかもしれないので、説明いたします。家でいろいろやらなきゃいけいことあるなって考えながら、やる気がでずにベッドでごろごろして、インスタで写真を見ていると、筋トレで筋肉ムキムキになった男二人が晴れ晴れしたいい笑顔でにっこり笑っている写真が出てきました。その片方は、高校のヨット部からの知り合いで、今、早稲田大学のヨット部で同じく日本一を目指している人でした。その写真を見た時にうだうだ考えている自分ダサいな、つべこべ言わずにやろうと思い立ち、その日から以前よりも力をいれてトレーニングをするようになりました。そうしているうちに、せっかく筋トレしているから悪い習慣はやめていい習慣にしていこうと生活が変わっていき、いい生活習慣ができると、精神もいい状態になって、自分にプラスになること(読書や勉学など)をするようになり、ものすごくいい循環を生むことができました。こうなったのも、自粛期間中に真剣に悩んでいたからこそ、自分を変えるきっかけがあったときにいち早く反応することができたんだなと思います。こんなお調子者で、気分屋の僕ですが、それもうまく活用して自分でモチベーションをコントロールできるようになると、日々の活力を継続していい方向にもっていくことができるんだなと思いました。

 

自粛期間にまた戻りましたが、今回の期間はやりたいことがたくさんあり、日々のモチベーションも高く維持できているので、素晴らしいものになりそうです。やりたいことというのも、読みかけの本がたくさんあってそれらを読み切ること、自分の専攻科目である経済学を友達と一緒にやりこむこと、筋トレをしてたくさん食べて体重を増やすこと、単身赴任していた父が帰ってきているので家族みんなでいろんな話をすることなどなどです。読みかけの本でいうと、翔ぶが如くや不毛地帯などですね、歴史小説が好きみたいです、おすすめがあれば教えていただければ幸いです。直近では、夜啼きの森という津山事件という実際にあった殺傷事件をもとにした古い村の因習と閉ざされた家族の歪な様相、人間の業と性の深淵を掘り下げながら、満月の晩に異形の「鬼」となって疾駆する主人公を濃密な文体で描き出した長編小説をテスト週間だったんですが、我慢できず読みました。暑い夏にぴったりで最高にぞくぞくしましたよ。ぜひ読んでみてください。

 

今回の自粛期間中、自分の心の活動まで抑え込まずに、自分がやりたいこと、やるべきことをひたすらにやりきって、人として成長した姿を部活動が再開した時に見せることができるように精進していきたいと思います。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

 

最近、読んだ本(表紙から恐ろしいですね...)と、練習再開の許可が出た際の全体練習で撮っていただいた、ペアの矢吹さんとのただ映えている写真です。また練習ができるのを楽しみにしています。