レースで得られること

こんにちは。

4年の平松です。

 

1年間書いてきたこのブログも、どうやら僕の番は今回で最後のようです。

最近は、小戸での練習も残り数回しかないという事実を頭では分かっているけどなんとなく実感がないような不思議な感じです。

 

自粛続きだった今年、10月にしてようやくレースをすることが出来ました。

レースをイメージして普段から練習する、ということは何度も言われていることですが、やはり大きなレースでないと得られない発見はたくさんあると思います。

 

僕が一番実感したのは、メンタル的な部分でした。個人戦は思ったより緊張せず普段のロングレースくらいの気持ちでスタートし、1レース目が良かったこともあり、本当に気負わず楽にレースすることができました。

 

問題は団体戦で、戦う相手は個人戦とほぼ変わらないというのに、チームで戦うとなった瞬間に異常なほど緊張していました。

出艇前、船を出したあたりは本当に吐きそうなほどでした。

海に出ると少しは治りましたが、レース中他大学が前に居るのを見るたび焦りばかりが先行していつも考えているはずのことも頭から飛んでいました。

 

九州であの具合なら全日本なんて一体どうなってしまうのかちょっと不安ではありますが、団体戦で自分がどんな感じになるのか分かっただけでも対策を立てられるので大きな収穫だと思って次につなげたいと思います。

 

ただ、メンタル的な部分を除いて後から冷静になって考えてみると、レースで勝つ、負ける要因は本当にいつもやっている事と同じなんだとも感じました。

 

スタートで第2線になってしまうと勝てないし、オーバーセールをすれば抜かれる。

スピードに集中すれば十分走り勝つことはできるし、風に忠実にプランを立てて実行すれば自ずと前に出る。

ただそれをさせてくれない要因が普段より多くなるので、それに1つずつ対処すれば十分戦えると思います。

 

来週の九州スナイプはインカレ前最後のレースなので、インカレに向けていい感触を得られるよう頑張りたいと思います。