「アミノ酸ぐんぐん(基本編)」

おはようございます。

4年の下川です。

 

ついこの間年が明けたと思ったらもう1月も終盤に差し掛かっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

僕は最近というもの、朝起きてすぐジムに行って有酸素した後に朝ごはんを作り、それから大学に行って、夕方からまたジムで筋トレをするっていう感じで割と充実した毎日を送っています。

 

なんと言っても大学生最後の期末試験が待ち構えているんですよね(最後になればいいのですが...笑)まずは期末試験を乗り越えて何も気にすることがなく春練習を迎えれるように、今を頑張ります。

 

さて、突然ですが皆さん、必須アミノ酸というものをご存知ですか?もっと言うと、それ全部言えますか??

 

必須アミノ酸というのは体内で合成できないもの。つまり外部から直接取り入れる必要があります。そういう意味で”必須”アミノ酸と言われています。

必要アミノ酸は全部で「フェニルアラニン」「ロイシン」「バリン」「イソロイシン」「スレオニン」「ヒスチジン」「トリプトファン」「リジン」「メチオニン」の9種類あります。これらを総称してよくEssential Amino Acid、略してEAAと呼びます。

 

全部の役割を言いたいのですが、それを書くには余白が狭すぎるので簡単に言うと、これらは筋肉を合成するのに必要な栄養素です。

すると、「EAAをたくさん摂れば筋肉は合成される!」と安易に考えがちですが、EAAは消化・吸収がとても早いです。一気に血中のアミノ酸濃度を高くしてくれます。ですので一度に多く摂ると浸透圧性の下痢が起こりやすくなります。簡単に言えばお腹をくだしてしまうんですね。

じゃあどうすればいいかと言うと、そこで登場するのが皆さんご存知プロテインです。中でもホエイプロテインの方が、先ほど言ったアミノ酸のうち「ロイシン」が多く含まれており、これが筋肉を作るシグナルを送ってくれます。

 

トレーニングをする人にとって、1日に必要なプロテイン(たんぱく質)の量は体重×2g以上と言われています。体重60kgの人ですと120gは必要ということです。それらを肉や卵から取ろうとすると他の(余分な)栄養素も取ってしまうことになります。そこで、たんぱく質だけを十分な量が摂れるという意味でも、プロテインは有効なわけです。そしてプロテインには先程言った必須アミノ酸に加え約20種類ものアミノ酸から出来ています。

 

ここまで色々とプロテインやアミノ酸の働きについて言ってきましたが、実際はどのようなタイミングで摂取するかと言うと、具体的にはトレーニング前(大体70分前くらい)にプロテインを飲みます。70分前というのは、ホエイプロテインを飲むと、大体そのぐらいの時間で血中アミノ酸濃度がピークに達するそうです。この状態でトレーニングを開始します。トレーニング中は最初に言ったEAAを摂取していきます(目安は10gくらい)。EAAはプロテインと違ってアミノ酸そのままなので分解する必要が無く、直接筋肉に送られます。ですので、プロテインより吸収速度が早く、血中アミノ酸濃度を高いレベルに維持したままでいられるわけです。これはワークアウトドリンクとして大体トレーニング中に全て飲み終わるように少しずつ飲んでいきます。(一度に大量に摂るとさっき言ったことが起こるので注意)

 

とまぁ、こんな感じでトレーニングが終わると今度はすぐにグルタミンを...と言いたくなるのですが、それを言い出すともう終わらなくなる気がするので、それらは次回の(応用編)に預けようと思うので気が向いたらそちらも是非よろしくお願いします。笑

普通はプロテイン→EAA→アミノ酸と説明するのが順番(な気がします)が、今回はアミノ酸を出発点に、逆から辿っていったので途中の論理がおかしくなってしまったのですがそこは暖かい目で見てください。

 

ちなみにタイトルはすみません。浪人時代の某数学講師の授業からパクってきました。(知ってる人は気付いたかと思います)

 

写真は先日、牧野先輩と2年の前田くんと合トレに行ってきた時の写真です。

2方とも非常にストイックで心底、感服いたしております。笑

最近は、3年の久保くんと合トレしてます。

来月からまた伊都の湯どころに入会するので、みんな合トレしようぜ!!

 

それではこれから来る春練も、筋トレも、元気いっぱい頑張っていきましょ〜う!

失礼します。