伝統と革新

「伝統と革新」

 

こんにちは。

4年副将の上野です。

 

代が変わり、もう半年が経ちました。あまりの早さに驚きが隠せません。

4年生になって、幹部として部をまとめ引っ張っていく立場になり、多くの問題にぶち当たってきました。

その内容はいろいろあるのですが、その中の一つに、今までやったことない新しいこと取り入れたということがあります。

もちろん、革新的なことをすることが間違っているとは全く思いませんが、その取り入れ方や、伝統との向き合い方についてうまくいかないことが多かったように思います。

 

伝統と革新、どっちが大事なのか?

伝統は、何年何十年もの間先輩方が築き上げてきたもので、僕らのやり方や考え方よりも正解に近いのかなとか、伝統を守って今まで通り1年間過ごしても、結果は今まで通りになるのではないかとか、などなどいろいろ考えていました。

 

そこで、ある言葉に出会いました。

「伝統は革新を生み、革新は伝統を深化させる」というものです。

僕が考えていたように、伝統と革新はどっちが大事かとかいう話ではなくて、伝統を守っていく中で、時代の流れや、その時のメンバーによって少しずつ革新が起きてその革新がまた伝統を作り上げていくという意味だと僕は解釈しました。

 

九大ヨット部の伝統といえば、声出し、OBさんにコーチングに来ていただく、質の高い練習運営などたくさんあります。コロナの関係もあって、九大ヨット部の伝統が薄れてしまいそうになっていましたが、まずは伝統を大事にし、その上で僕たちなりに新しいことに挑戦し、それがまた新しい伝統になって後輩たちに受け継がれていったらいいなと思いました。

 

最近は、コロナの関係で出艇時の声出しはやっていませんでしたが、昨日ようやく声出しの文化が復活し、九大ヨット部らしさが少し戻ってきた気がして嬉しかったです。

 

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

以上です。

失礼します。