レースの準備

「レースの準備」

九州大学ヨット部主将の山下です。

明日から始まる七月のレースシーズンに向けての準備についてです、

まず、体調等のコンディションの管理についてです。先週、日本経済大学の三船さんと千葉まで新艇を受け取りに行ったのですが、その時に泊りがけでいって、三船さんと一緒に行動を共にすることで、普段、朝起きる時間が七時くらいだったのですが、朝六時くらいになり、早い時間から頭を働かせることできるようにして、時間があるので朝食を多めにとるような生活に変え、レースの日と同じスケジュールで動けるような体に徐々に変えていくことができています。これまで読んだほうがいいといくら言われても読むことのなかった新聞なんかを読むようになったのと、毎日、朝から卵三個のオムレツを作るようになりました笑。学校の課題やアルバイト等もあってなかなか朝型の生活にしていくのは大変だと思いますが、少しずつ変えていくといいかもしれないです。自分としては、体の調子もすこぶるいいので、この習慣はレースシーズンが終わっても継続していこうと思います。そして、大会シーズンはやるかどうかを個人に任せられている筋力トレーニングやランニングについては週の前半にしっかりと行うようにして、後半はあまりハードにやらないことを今回やってみています。実際に、大会に出て、どんな具合なのかを今回の大会で検証してみようと思います。

次に船の確認です。水曜日に日経の選手たちと一緒に午前中から昼過ぎにかけて、すべての場所をチェックして、日々の練習でガタが来ているものなどの交換やよりスムーズに動くように調整をして、大会中にトラブルがないように、スムーズに船が動くように整備を行いました。その後、夕方からペアの伊井と海に出て実際に調整してみてどうなのかを点検して、不具合があれば陸でそれをまた直して次に備えるといったことをして、普段は技術を伸ばすことに必死になっていて、平日の練習時間が取れたとしても技術向上のための練習ばかりしてしまうのですが、今回の船の整備の時間は普段の練習の成果をちゃんと大会で発揮するためにもとてもよかったなと思います。船の艤装を少し変えるだけで、乗っている感覚や動作においてすごく大きな変化となると思っているので、どういった船が乗りやすくてスムーズに自分のやりたいことができるのかを今後、さらに追及していきたいなと思っています。反省としては二週間前の週の平日に点検の日を設けることができたら、よりいい流れになったのではないかなと考えています。

レースに向けての準備としては主にこの二つを意識的に今回はしてみました。メンタル面に関しては普段と同じような状態で緊張しすぎることもなく、極度の緊張よりもレースをどういったいい内容にすることができるのかと楽しみに日々を過ごしています。今回の2つの取り組みが実際に大会でどうだったのかを自分の中でしっかりと検証して残り少ない時間を有効に活用できるように最後まで普段の生活においての工夫を欠かさないように心がけていきたいと思います。

失礼します。

写真は三船さんと船を取りに千葉に行く最中、高速で撮った看板なのですが、山口大学に通っている弟が山口の宇部に住んでおり、地名が書かれた看板を見つけ、久々に会いたいなと思いながら衝動的に撮った1枚です。ファミリーラインで生存確認はしていますが、元気にやってくれているといいなと思っています。自分も頑張ります。