夏練習と九イン団戦

『夏練習と九イン団戦』

 

こんにちは。マネージャーリーダーの川野です。

今日の午後には積み込みをし、明日からはいよいよ九イン団戦のため鹿屋に前入りすることとなります。

 

さて、今日は特に決まったテーマは無いのですが、全日本インカレまで残り2ヶ月を切った今の私の気持ちを書こうと思います。

 

気づけば夏練習も残り1タームとなり、我武者羅に海に出ていた日々が本当にすぐに過ぎていきました。

 

私が今年の夏練習で意識していたことは、主に2つです。

1つ目は海上運営の質と大会時のサポート力を上げることです。

理由としては、西インと7月の七大戦が終わった時、どちらのタイミングでもマネージャーとしてもっと海上運営の質を上げることが選手にとって必要だと感じていたためです。

また8月に行われた全日本470にてサポートボートに通しで乗ったのですが、自分の無力さを酷く実感し、4年生にしてこれまでに無いほど自信を失いました。しかし、その分もっと成長しようと考えるきっかけになりました。

普段の練習から次のメニューなどの先を見据えて動くことや、選手の動きに常に気を配ることをこれまで以上に意識するようにしてきました。

すぐに成長できたわけではありませんが、今もじわじわレベルアップしていると思っています。これからもこのまま頑張ります。

 

2つ目は後輩に様々なことを教えるということです。

470のレスキューには定員と出艇規則の都合上あまり1.2マネを乗せられないのですが、一緒に乗る際にはできるだけ練習の意図やヨットについての知識、レスキューの動き方を伝えられるぶん伝えてきたつもりです。

 

『なんか七海さん、「私が1年生の頃は〜」とか、これはこうするべき、とか固いしなんかうるさいな』と思われているかもしれませんが、これまで先輩方が蓄積してきたノウハウや知識は伝えていくべきだと考えています。使う使わないは皆で決めてもらえればいいです。

 

私達も全日本インカレを迎えると共に引退することになります。私達が引退してから、こんなの聞いてない、分からない、と困ることがないように、今持てる限りの全てのことを引き継いでいこうと思っています。

 

以上2点が私が夏練習で意識していたことです。

本当にあっという間に日程のほぼほぼが終わり、私の顔も本当に黒くなりました。

 

選手は毎日暑い中でのトレーニングや練習を乗り越え、確実にレベルアップしたと感じています。

またレギュラーメンバーの多くは、全日本470や全日本スナイプ、全日本個人戦などのビッグフリートでのレースを経て、経験値と収穫を得られたようでした。

ディンギーに乗ったことがない素人意見ではありますが、選手と同じくらい海に出て見てきたので、この大会でも選手が前を走ってくれるだろうと自信を持って言えます。

 

マネージャーも、この夏練習で皆大きな成長をしたと思っています。一人一人が海上運営に対して、シビアにそして懸命に取り組んできました。

また、全日本470、全日本スナイプでもマネのみでサポートボートに乗り、個人個人のサポート力も上がったと思っています。今年の1.2マネは同時期の私より遥かに能力も知識レベルもモチベーションも高く、関心することばかりです。来年は不安だらけかもしれませんが、大丈夫だと思います。

 

代が変わってから、新人戦、西イン、七大戦と、まだこのチームで総合優勝は果たせていません。

私たちの目標は全日本インカレ団体戦、総合優勝です。

九イン団戦はその重要な通過点として、確実に優勝して突破したいですし、絶対にできると思っています。

 

今回の遠征では、全日本インカレに向け万全のサポート体制を確立するためにも、これまで以上に高い意識を持って臨みます。

 

温かいご声援のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

長くなりましたが、以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

写真は先日のマネ感にて4マネで撮った1枚です。

選手にはあまり見えませんね。