こんにちは。
2年スナイプスキッパーの前田です。
本日の練習報告を致します。
午前は全日本インカレのレギュラーは船の整備を行い。スナイプはレギュラー以外のメンバーで8の字回航をして、風が上がったので着岸しました。
午後はレギュラーが計測を行い、それ以外の人でランニング、トレーニングをしました。
今月のテーマは「全日本インカレに向けて」です。
このテーマは思い入れのあるものなので、普段より丁寧に、思いを込めて書いてみました。固い文章になるかもしれないですが、最後までお付き合いください。
悔しい
全日本インカレと聞いてまず、僕が思ったことです。
僕は日本一になりたいと思ってこの部活に入りました。
1年生の頃から誰よりも平練に参加し、OBさんがいらっしゃる時は誰よりも質問をしようと心掛け、2年生になり自分の船を持つようになると毎日のようにハーバーに行って何か速くなるために出来ることはないか考え続けていました。
誰よりもヨットの近くにいて、誰よりも自分の船を愛していると思っています。
ですが、今回レギュラーとして出場することは出来ませんでした。
悔しいです。
「努力が報われないなら、報われるまで努力をすればいい」
これは僕が部活をする上で最も大切にしていて、いつも自分に言い聞かせている言葉です。
たった1年必死に練習したからといって劇的に上手くなるほどヨットは簡単なものでは無いとは分かっていますが、九大ヨット部が最終目標としている舞台を紫のビブスをきて大学を背負って走りたかったです。
ただ、最近ハーバーでの人脈が広がるにつれて、僕の知らない所で色んな人から応援されていることを知りました。
「君いつもハーバーいるね」
「ヨットが大好きなんやね」
そして、最後に「頑張ってね」と言われます。
それだけでもうれしく感じますし、少しは報われているのかなと思います。また、初心者ペアの中ここまでよくやったと自分を褒めてあげたいです。
2年生の初心者スキッパーでインカレに出るなんてそんな贅沢な!と思う先輩方もいらっしゃると思いますが、上級生が少ないなどの事情もあるのでそこはご容赦ください。
ですが、もちろん奥田さんめ!かなでさんめ!航め!なんて気持ちは全くありません。
むしろ、普段の練習や大会での成績を見て本当に信頼してます。
全国でも前を走ってくれると信じています。
さて、今年のインカレは主にサポートなのですが、そこでの僕の目標は「諦めない」ということです。
これは七大戦を経て決めたことです。
僕は今年の七大戦を得点班として参加しました。むかえた最終レース、もう逆転はできないだろうという点数で、陸で電話をとっている時の雰囲気は暗さを感じ、どんよりとした空気が流れていました。
そんな中、二千夏さんと七海さんはレース中1つでも順位が上がればそれを喜び、応援し続けていました。そして、そうすることで得点班の雰囲気も少しずつ明るくなってきました。
僕はこの人たちはなんてすごい人なんだろうと思いました。うまく言葉で表現は出来ないですが、その頃の僕にはできないことで、感動さえしました。実はそれ以降こっそり尊敬している御二方です。
「サポートから雰囲気をつくる」
「サポートでも日本一を目指す」
マネリーダーである七海さんが仰っていることが初めてちゃんと伝わった僕にとって思い出の瞬間でした。
この姿勢を下の代にも伝えたいと心から思いました。そして、「諦めない」をテーマに先月の九イン団戦もサポートとして参加をしました。自分が思っている形でそれを表現でき、伝えられなくとも後輩に見せることは出来たのかなと満足しています。
「人の心は発言では動かない、人を動かすのは行動」
どこかで聞いたことのある名言ですが、まさしくその通りでした。
さて、乗り換え選手目線でいうと、先日の九イン団戦で第5レースに参加したのですが、めちゃくちゃ緊張していい走りが出来ませんでした。もし全日本インカレでも走る機会があればリラックスして臨みたいと思っています。
1年生、マネージャーの皆さんぜひ話しかけにきてください。
実は話しかけられるのを結構待ってます。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
それでは失礼します。
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