自信のなさをバネに

こんにちは。

4年マネージャーの原田二千夏です。

 

今日のブログが、インカレ前最後のブログとなりました。今回は、インカレに向けた素直な気持ちを書いてみようと思います。

 

まず自分自身の話からすると、これはインカレ前に限らずですが、私は基本的に様々なことにおいて自信がありません。よく周りからは「ネガティブすぎる」と言われますが、その通りだという自覚はあります。ですが、私自身はその言葉をむしろポジティブに捉えてきました。なぜなら、私の全ての原動力になっているものはその自信のなさだからです。

当然のことだと思うかもしれませんが、大きな出来事が控えているときには、それに対する自信のなさをカバーするために、それを埋め合わせるに相応しい量の準備をしようとします。だから、それがうまくいったのなら、自信のなさを埋め合わせるだけの充分な準備ができた、うまくいかなかったら準備が足りなかったんだ、と考えます。野球のイチロー選手やサッカーの本田圭佑選手らが残した準備に関する名言がありますが、まさにそれらの言葉が全てです。

 

私たちに4年生にとっては、全日本インカレが九州大学ヨット部としての最後の大会となります。こんなことを堂々とこの公の場で書いてしまうのは良くないかもしれませんが、例のごとく自信はありません(いつものことだと思って許してください…)。ですが、その自信のなさをカバーできるよう、まさに今、現地で起き得ることを出来る限り想定し、その全てに対する準備をしている最中です。

私の全日本インカレにおける主な役割は、レギュラー・サポート・OBコーチと話し合ってベストな支援艇の動きを考えること、そして得点班として迅速かつ正確な得点速報を出すことです。これらの役割に関しては、これまでの大会で出てきた反省の積み重ねやこの4年間の経験も、私の自信のなさをフォローしてくれる大きな要素になってくれると思っています。

また、私たちの反省や経験だけではなく、支援艇の動きに関しても得点班に関しても、今の形があるのは、これまで先輩方がいくつもの大会でトライ&エラーを繰り返し、常にベストを更新し続けてくださったからです。偉大な先輩方からの大きなバックアップを頼りに、最後まで戦い抜こうと思います。

 

これまで、私の自信のなさを露呈する形でつらつらと書いてきましたが、同じように感じている部員も少なくないはずです。インカレまで残り僅かであることは事実ですが、もう何もできないほど時間がないわけでもありません。もし同じように自信がないと感じている部員がいるのであれば、まずは動いて、一緒に最後の悪あがきをしましょう。

 

最後に、選手管理部では、全体練習の行われない平日にトレーニングとランニングのノルマを課していますが、それも今週が最後です。私がもし選手をしていたとしたら、このトレーニングとランニングも筋力・持久力面における自信のなさを埋め合わせるための準備だと考えると思います。言われなくても分かっていることとは思いますが、選手管理部長として、最後にこの場で発破をかけておこうと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

失礼致します。