ラストチャンス

こんばんは。

 

今夜ブログをお届けするのは4年スナイプの冨田です。

 

 

早いもので幹部になってから半年、就職も決まり、単位も取り終えれば大学生活ももう卒業といったところです。

やっと一端の幹部らしくなってきた自分や同期たちを頼もしく思う反面、まだまだこれからもずっとヨットを皆としていたいなあと思う今日この頃です。

 

 

楽しいです。ヨット部でヨットをするのは。

 

それはみんなが真剣で目標を持っているからだと思います。

 

 

世の大学生(特に九大生)はたかだか一年、ましては数ヶ月の海外体験をすることが大学生として至高の過ごし方だと思っている人が多い気がします。

そのために授業もろくに受けずにバイトに身を投じ、やっと行ける留学も自分で世界一周だなんてかこつけて外国人の写真を撮るだけの旅に出たりします。

 

九州大学も海外留学を積極的に支援するプログラムが多く存在し、なんとか学生を海外に送り出そうとしています。

 

 

 

しかしどうでしょうか。

 

 

九州大学のホームページに載せていただいている(しかもトップに!!)高山と加崎たちの自信に満ちた誇らしげな顔。総長を前にして勝利への決意を宣言してきた主将と副将の威風堂々とした出で立ち。

 

この"今"という瞬間を全力で生きている私たちヨット部員だからできる顔なのではないでしょうか。

 

私は会計渉外部長という立場から人知れずですが高山たちの遠征費用捻出のため学校との交渉に奔走しました。

 

二人が感謝してくれているかは甚だ疑問ですが、それでも彼らがブラジルで日本人トップの成績をとってくれていることに非常に喜びを感じます。あー、頑張ってよかったなあ、と。

 

僕らの部活動を応援してくださっている学生課の方々に是非高山たちから良い帰国報告をして欲しいです。

 

 

まあ就職活動について言ってみても企業から言えば、この人はどんなことでもいいから学生時代にこの”今”という大事な一瞬に対してどれだけ熱く激しく自分の命を燃やすことができているかを選考では計っているわけで。

同じ頑張るにしたって、どうせならビッグで有意義なことがいいですよね。

この九大ヨット部には本当に全国一を目指して頑張る仲間と環境があって自分は偶然その出会いに恵まれていたんだと本当に身にしみて感じました。

歴史あるヨット部だからこそどんな大企業にも先輩がいて、ヨット部員というだけで気軽にお会いしてくださる、そんな帆友会という後ろ盾にも非常に助けていただきました。

 

 

そんなヨット部人生も残り11月の全日までわずかに5か月ほど。

 

全日本個戦も全日団戦も目指すことができるのは今年で最後です。

 

この冬にクルーに戻ってからずっと将至と乗ってきました。

 

就活で苦労もかけましたが、なんとか二人で新人戦、西インと成績を上げてきました。

 

船も31054という自分が村上さんのクルーとして小戸インカレに向けて突っ走っていた時と同じです。何だか運命を感じますね。

 

でも村上さんの時とは違うのは絶対今年の九イン個戦を突破して全日個戦にスキッパーを連れていくことです。

 

本当に村上さんと全日個戦を逃した時はクルーとしての能力不足、実力不足を嘆きました。

 

しかし2年経った今、今度は誰にも負けません。

 

必ずや将至と全日個戦に出場して九大ここにありと、前を走ってやりたいです。

 

いつまでも後輩の達矢をいい気にしておくわけにはいきません。

 

 

 

 

そう、本当に今年がラストチャンス。

 

悔いのないように精一杯やろうと思います。

 

 

 

九イン個戦まで残り1週間、やってやろうぜ!!!

 

 

(写真は2年生の僕が西インで頑張って谷川さんと乗っている時です。なんとか橋元さんに勝たなくては!!!と思っている時期でした。)