全日本インカレ遠征5日目

こんばんは。

 


2年スナイプの鹿野千尋です。

 

 

今日は計測後、午前中のみの練習で、セーリングと上下回航をしました。

 

海上は昨日と同様微風でふれふれのコンディションでした。

 

午後はレースに備えて各艇念入りに整備を行いました。

 

 

また、16時より開会式が行われました。

 

北海道から鹿児島まで、日本全国の大学が一堂に揃う景色はやはり圧巻ですね。

 


本日も田中神風先輩(H28年卒)、森俊介先輩(H28年卒)、牧野碧先輩(H29年卒)に、レスキューからご指導頂いたり、ミーティングに参加して頂いたりしました。ありがとうございました。

 

 

いよいよレース本番が明日に迫りました!レギュラーもサポートも一丸となって最後まで走り抜けていきたいですね!

 

失礼します。

 

 

 

 

続いては選手紹介です!

今日は両クラスの4番艇のメンバーを紹介します。

 

470 4番艇スキッパー 4年佐藤菜々恵

私たちの代で唯一の女子選手として入部した菜々恵。
入部当時はまだ幼さの残る少女で、同期の男どもにいじられては泣いちゃうような可愛いところもありました。学内新人戦では「ななえ」だけに7位。なんとも言えない微妙な成績でした。
2年生で初めて出場した女子インカレは、人数の都合で本職の470ではなくスナイプでの出場。なかなか上手くいかずにシャワーを浴びながら泣きました。しかし、泣いて折れるようなか弱い菜々恵ではありません。男所帯に揉まれて強くなった菜々恵はメキメキと成長し、同期クルー金子の力も借りて、去年は3番艇としてインカレ出場しました。風邪で体調を崩し病み上がりでの出場、かつ爆風でのレースで大きく体力を消耗したため、最後には思うような力を発揮することが叶いませんでしたが、その悔しさをバネに、またこの1年必死にヨットに乗り込みました。女子リーダーとして、他の女子選手たちの手本となれるよう努力を重ねました。菜々恵の成長が、私たち同期マネージャーの喜びでした。

今や、あの泣いていた菜々恵の姿はありません。最後のインカレは控え選手としての出場になりますが、微風コンディションが予想される今大会。軽量の菜々恵の出番はいつ来てもおかしくありません。
今年は体調も万全。何なら宿のご飯が美味しすぎて少し太ったくらいです。

準備は整っています。あとは菜々恵が前を走ることを、同期マネージャー2人は切に祈っています。頑張れ、菜々恵!

 

470 4番艇クルー 3年堀幹矢

通称「ほりす!!」勢いの良い言葉がポンポン出て来ますが、解読は難しく、戸惑っているところです。ターッハッハッ!!
ですが最近、ペアの菜々恵さんは翻訳できている模様!よかったです。
堀は誰にでも「ありがとう!」「ごめんな!」と言います。どんな小さなことでも覚えていてくれて、「〇〇してくれてほんと助かったよ!」と声をかけてくれます。マネージャーのことは「マネさん」と呼びます。その気遣いで周りの空気を和ませてくれます。応援したくなる選手とは、彼のような選手のことだと思います。
いつでも本気の堀。負けず嫌いな堀。一年生の頃は、ミーティングで他の人が褒められるだけで険しい顔になり、今でもレース成績が悪いと、ものすごく落ち込み、声が聞き取れなくなります。曲がった事が大嫌いで、遅刻と乾燥室の乱れにも厳しい。まさに週刊少年ジャンプの主人公のようです。
そんな堀もまた、今年の夏、たくさんの遠征、国体に出場し、技術面、精神面もさらに「アツく!!」なりました。万が一ピンチな時があっても、堀が控えているので安心してください。明日から、支援艇から海上をアツく盛り上げてくれることでしょう。
期待しています!

 

 

 

スナイプ 4番艇 4年高橋将至

インド留学生と見紛うばかりの濃い顔立ちのこの男。
将至は滋賀の膳所高校ヨット部出身として、1年生の琵琶湖七大戦ではその経験値を買われ、同期の中で誰よりも早くレギュラーを経験しました。その年の小戸インカレも、主将谷川さんのクルーとして出場。ガッツ溢れる谷川さんと熱い戦いぶりを見せてくれました。

2年生になってからは、自ら舵を取るようになりましたが、泣かず飛ばずの成績でした。しかし、修行僧かのような持ち前の忍耐力で耐えに耐え、3年生になってからは“あの”冨田さんに鍛えられ、迎えた去年の蒲郡インカレ。同期の加崎と共に、スナイプ級4位入賞に貢献しました。

幹部になってからは部費を徴収する会計となり、領収書を書いてはちぎり書いてはちぎり……。徹底した仕事ぶりかと思いきや、意外と適当なところもあり、次期会計担当に決算を丸投げしようとしているとかいないとか…大丈夫でしょうか?

しかし、レースの面ではそんな甘さはありません。最後の1年もシビアに練習に取り組んできました。
4番艇で臨む最後のインカレですが、実力は申し分ありません。1番艇にだって負けません。誰も気付かないようなことに気付いて、いつも褒めてくれる将至。
あなたの頑張りは私たちが見ているよ!しっかり走って、優勝しよう!
一緒に最高の喜びを味わおうね!頑張れ、将至!

 

スナイプ4番艇クルー 3年八並克憲
チャームポイントは髪の毛。口癖は「なんや」。ラーメンが大好きです。同期男子にはとことん厳しいですが、なんだかんだ女子と後輩には優しく、父性を発揮しています。一時期今の2マネから大人気でした。今は知りません。
この一年は、将至さんのクルーとして、熾烈な3番艇争いをしてきました。スナイプチームも、それによってチーム全体の実力が上がったと言えるでしょう。
先日、八並は、心のこもった熱い日誌を、部員全員がいるグループLINEに間違えて投稿してしまいましたが、その内容に、心を打たれた者もいるかと思います。
去年はその貫禄から頼りにされ、たくさんの経験を積みました。全日本インカレでは、碧依さんのクルーとして、あの爆風でリタイア艇がたくさんの中、フィニッシュし歓声を浴びたことも記憶に新しいでしょう。碧依さんは今年はコーチとして支えていただきます。本当にありがとうございます!
…あれ、誰の説明でしたっけ。
ともかく、八並は今年で2度目の、海上でのインカレを迎えます。その経験に基づき、レギュラー選手に寄り添ったサポートをしてくれることは間違いありません。
もし乗り換えの機会があっても、万全の体制で挑んでくれることでしょう!期待しています。