世界規模のヨットレース

明けましておめでとうございます。スナイプの八並克憲です。

 

2018年が始まりました。

今年が最後の勝負の年になりますので少々海外のヨットレースの話をさせていただきます。

前回同様に少々長くなりますが、ぜひご付き合いください。

 

ここ2ヶ月、Facebookを開くと毎日毎日Volvo Ocean Raceの情報がアップされていますね。

最近のニュースでは、1月2日にLeg4がMelbourne(メルボルン)からスタートしました。

「MAPFRE」「Dongfeng Race Team」「Vestas 11th Hour Racing」「Team Brunel」「Sun Hung Kai / Scallywag」「Turn the Tide on Plastic」「team AkzoNobel」の7チームによる世界一周レースというのは、もう自分の想像の域を超えています。

チーム内で交代しながら24時間船を走らせ、Legのフィニッシュを目指す、なんてもうセーラーにとって夢のような舞台ですね。

大学の部活動としてディンギーに乗せていただいていますが、クルーザーもとても素晴らしいなと心底思います。

Leg3のケープタウン〜メルボルンのアップされた動画を見ると、もう凄まじい強風と大波の中セーリングする選手達を見て興奮しました。

 

さて、どうしてこの話をさせていただいたかと言いますと、1年生ら後輩が470クラスとスナイプクラス以外をあまり知らないからです。

 

皆さんの記憶にも新しい、福岡で開催されましたAmerica’s CupではAC45Fが使用されました。フォイリング艇によるレースとSoftbank teamの参戦、観戦型のヨットレースと、楽しんだ方も多いと思います。

また、白石康次郎さんのVendée Globe参戦。単独無寄港無補給世界一周ヨットレースなんて初めて知った時は信じられませんでしたね。

12月30日より大和証券のCMに、セーリングする白石康次郎さんが出演されています。かっこよすぎて、同期の衞藤とこのCMを見て「これはヤバイ」としか言葉にできませんでした。

 

ですが、これらの開催時期は、今の1年生はまだ受験生だった時期。全くAmerica ‘s Cup、Vendée Globeを知らない訳です。

自分だって最初から知っていた訳ではありません。先輩に教えていただいて、こうしてちょっと物知り顔で書いてます。

こうして後輩が増えていく中、ヨットの魅力、ヨットレースの魅力を後輩に伝えていくのも先輩の仕事ではないでしょうか。

 

今年は平昌オリンピック、来年の2019年にはラグビーワールドカップが日本で、2020年には東京オリンピックが開催されるので、スポーツ好きには堪らない数年になりそうです。

 

以下の写真は、BULKHEAD magazine様の2018年カレンダーと過去2年のカレンダーです。

 

それでは以上で失礼致します。