鹿屋合宿で感じたこと

 

こんにちは。

4年マネージャーの高橋遥です。

 

最近は気温が暖かくなり夜も過ごしやすい季節になりました。ヨット部では、新歓活動真っ只中で先週は多くの新入生が試乗会に参加してくれました。ヨットに乗ってびしょびしょになって楽しんだり、海の寒さに驚いたり新入生の反応がとても新鮮でかわいいです。今年もたくさん入部してもらうために精一杯新歓活動を頑張りたいと思います。

 

さて、前回のブログでは春練習での救命講習会のことを書きましたが今回は鹿屋遠征について書こうと思います。私は3月の鹿屋遠征についていきました。

 

2月の鹿屋遠征の反省を聞いて、準備は満タンにしていきましたがやはりイレギュラーな動きが多く一緒に行った二千夏とどうしたらよくなるのか常に考えていました。

 

練習についてです。3月の鹿屋遠征では選手はクローズとスターティング、レースで上マークまで走り切る力、スピンランの実践、上マーク回航の動作の4つを中心に練習しました。マネージャーはレスキューボートに乗り、選手の目的に沿った動画撮影、マークの設置、レース運営を行ったり、陸では写真、動画の整理、食当を行いました。

 

マネージャーは入れ替えなどがありますが、4人体制でサポートしました。海上に出るマネージャーは2人で、今までレースの運営などは5人でしていましたが、今回は初めて2人で挑戦しました。「2人で本船を回すなんてミスなしでは絶対に無理、できない、でもやるしかない」と思いながら出艇しました。本船での役割は時計、旗、リコール読み、動画、マークの打ち替え、運転、笛です。いざ、挑戦してみるととても大変ではありますが、私たちにはできるということに気づきました。もちろん、常に頭はフル回転で鹿屋の強い日差しの中、日焼け止めを塗りなおす時間もありません(笑)小戸に真っ黒になって帰ることにはなりましたが、2人で本船を回すことは可能でした。みんながフィニッシュしたら全艇が30秒以内にスタートの位置に来れるところにいるかやセッティングをかえている艇がいないかなど、このタイミングではこの項目を考えるということを事前に叩き込んでおくとスムーズに運営することができました。

 

また、2マネでついてきてくれた野乃花、和華子、陽日葵が率先して動いてくれ、私が忘れてしまっていることもすべてサポートしてくれとても心強かったです。まだ、入部して1年もたたないうちに2マネはパワフルマネージャーになっていてこの後がとても楽しみです。本当にありがとう!

 

また、セールシェイプについても以前よりリーチが開きすぎているなどがわかるようになりました。夜のミーティングにも参加し、各艇の写真をみながら三船さんがアドバイスをしてくださり、マネージャーもそれを聞きながらリーチの形を中心に勉強していました。開きすぎなどはわかるようになりましたが、風域によっての違いがまだわからないので今後の練習で習得していきたいです。

 

まだまだ、食当や宿でのことについてお話しする予定でしたが、長くなったので次回お話ししたいと思います。この通り、鹿屋遠征は今までの私のヨット部人生において一番濃い期間でした。とても大変で、とても疲れましたが、間違いなく成長できたと思います。今回の合宿で得た練習での反省を今後の小戸の練習につなげていきます。

 

写真は、2マネのひびきちゃんです。活動した高須海水浴場ではディンギーが出艇するところとレスキューボートが置いてあるところが離れており、その移動中に撮影したものです。トトロに出てきそうなトンネルで、周りは穏やかでとても居心地のいい場所でした。