覚悟を決めること

こんにちは。

主将の西本かなでです。

 

試乗会も残すところあと2回となり、新歓シーズンも終盤に差し掛かりました。

新入生と話していて、入部するか悩んでいる姿を見て、色々と考えたことや感じたことを、今回は素直に書いてみたいと思います。

 

ブログを読んだり、新入生と話す中で、みんな色々な基準や価値判断で部を選んでいるな、と思いました。

 

私の1年生のときを振り返ると、部活を選ぶ上で、私はヨットという競技がどんなスポーツかは重要視しませんでした。なぜなら、ラクロスだったら勝ててたのに、ずっとしていた吹奏楽にしとけばよかった、引退する時にこんな後悔はしない。後悔するとすればどの競技を選んだかではなく、4年間の自分の行動だと思ったからです。

 

ヨット部に入ってよかったかどうかを決めるのは、ヨットという競技でも、かかる時間やお金でも、大好きな同期でもなくて、4年間の自分だと思ったからです。

だから、大変なことが多いほど頑張りがいと価値があると思って、ここで頑張りたいと思って、ヨット部を選びました。

 

同期が少なくて可哀想、とか、お金がたくさんかかって大変だね、とか、色々言われることはあるけど、自分が4年間決めたことを何があってもやりきる、入って良かったと思えるかどうかは引退するまでの自分の行い次第。そう思っているから、どんなに同期が減ってもお金がかかっても、勉強や就活との両立に悩んでも、このチームで勝ちたい、前を走りたいという気持ちを忘れずに前を向き続けたいと思っています。

 

部活をしていれば、しんどいことも辞めたくなることもたくさんあります。でも、頑張れるときだけ頑張るのは違うと思うし、想像と違う、思い通りにならない、そんなことに惑わされるべきではないとも思います。

 

お金がかかるから入らない、勉強との両立が不安だから辞める、

モチベがないから辞めたい。ヨット部に限らず色々なところで聞くことです。

たまたま環境がヨット部だっただけで、何か本気で取り組む過程では必ず悩みやしんどいことが出てきます。そこを乗り越えられるか、乗り越えたいと思えるかを決めるのは自分だけです。

どんなに時間やお金がかかっても、それだけの価値があったと思えるまでやりきりたい。競技の魅力とか、部員の人数とか、練習日程とか、そういうことは判断の一要因に過ぎないし、最後に残るのは自分だけだと最近思うようになりました。

 

私も入部を迷ったときはトレーニングやハードな練習日程に不安を感じ、下級生の頃は連日ミーティングをしている先輩を見て自分がここまで出来るのかと不安を感じました。

でも目の前の悩みを少しずつ乗り越えていけば、最初に持っていた漠然とした不安はいつかなくなります。

今は練習を乗り越えられるかな、なんて悩まないし、ミーティングのせいで自分の時間が無い、負担が大きすぎる、なんて思ったことはありません。

 

私もまだまだ未熟ですが、こうやって少しずつ成長出来ることが部活をする1つの良さだと思います。

あんまり大口叩いてると思われたくもなくて書くか悩みましたが、4年生になって部活の見え方が少し変わって、このことを後輩に伝えたいと思ったので書きました。

 

とか色々書きましたが、ヨット部は競技の面白さ、同じ目標に挑む仲間がいること、食当が美味しい!などもちろんたくさんの魅力があります。

入部して本気で頑張りたいという強い気持ちがあれば、一緒に支え合える仲間がいて、どこまでも頑張れる環境だと思います。

 

もし、このブログを読んでいて、入部を悩んでいる新入生がいれば、是非学生時代最後の青春をヨット部で一緒に過ごしましょう!

 

そして私自身もあと半年で引退です。後悔のないように一日一日を大切にしたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

失礼致します。