九イン団戦をふりかえって

こんにちは!

マネージャーリーダーの西森野乃花です!

 

 最近は朝夕の冷え込みが一段とすごくなってきましたね。先週末の練習では1日中雨が降り、春練習を思い出すような寒さでした。今年の冬は寒くなりそうなので防寒対策グッズを早く買い込まなくてはいけませんね。

 

 さて、もう1週間以上前の話にはなりますが、九イン団戦について振り返ろうと思います。以前の瑞紀のブログと内容は被りますが、あの時の喜びがどうしても忘れられないので書かせてください。

 非常に強く印象に残っているのは九イン団戦最終日です。私はその日得点班として陸上に残って誰よりも早く得点速報を出す仕事をしていました。前日までの成績は470は鹿屋に11点差をつけて3位、スナイプは余裕の1位、総合で福大に5点負けている状態でした。そんな中終えた第6レース、なんと470は鹿屋に逆転され3点差をつけられてしまいました。総合得点も変わらず福大に5点負けている状態です。

 今までの大会では正直結果が目に見えてしまっている、逆転は奇跡が起きないとできないような結果ばかりでした。しかし、今回は最終レースを目前にして3点差と5点差です。1人1つずつ順位を上げれば勝てるような点差です。それに加えてスナイプは初日から1、2、3位を叩き出しまくっていて絶好調です。こんな接戦は久しぶりです。

 1上、1下、2上と順に支援艇から回航順位を知らせる電話がきます。その度に陸上に残っているサポートメンバー全員で淡々と読まれた回航順位を記録していきます。回航する毎に順位は変動するのでその度に全員で一喜一憂しました。このままいけば勝てる…!と得点班のみんなと祈りながら待った着順の電話では、470は鹿屋に追いついたものの同点で4位になる計算でした。その瞬間は本当に悔しくて、1点の重みをものすごく感じました。しかし、その後出た公式掲示板の着順速報をもとに計算したところ1点差で鹿屋に勝つことができました。信じられなくて5回くらい計算し直しました。これほどまでに勝てて嬉しかった大会はありません。同じ得点班の海里や瑞紀と大騒ぎしました。気になる総合得点もスナイプチームがたくさん頑張ってくれたおかげで無事福大を抑えて優勝することができました。

 

 久々に「勝つ」という感覚を味わうことができました。こんなにも固唾を呑むレースを経験したのは初めてです。九イン団戦で総合優勝できて本当に本当に本当に嬉しかったです。これはサポートチームも含めた誰もが最後まで諦めずに勝ちを信じた結果です。誰になんと言われようと勝ちは勝ちです。最後まで戦うことを諦めなかったチームのみんなが誇らしいです。このおかげで私はこのチームに自信を持って全日本インカレに臨むことができます。

 これからは後輩たちに勝利の喜びを味わわせてあげ続けなければなりません。これが上級生の使命です。

 

 写真は九イン団戦初日の支援艇メンバーとの写真です。写真を撮れるくらいの心の余裕はサポートメンバーには重要です!

 

 全日本インカレまで残り21日。

 

 サポートリーダーとして最後まで選手を信じて走り続けます。誰よりも我武者羅に、誰よりも楽しんで。

 

いざ、下剋上

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。失礼致します。